BPMN テンプレート
BPMN テンプレートを使用して、業務を簡単に管理しましょう。ビジネスプロセスをグラフ化して表示し、チームにアジリティをもたらしコミュニケーションを円滑にします。
Enterprise 、Business、Education プランでご利用可能です。
BPMN テンプレートについて
BPMN (ビジネスプロセスモデリング表記法)は、プロジェクトマネージャー、ビジネスアナリスト、その他の専門家が、徹底したビジネスプロセスの実施を視覚化するために使用するツールです。BPMN テンプレートは、組織のビジネスプロセスを図表にする際の出発点となるでしょう。
BPMN テンプレートの詳細については、引き続き以下をお読みください。
BPMN テンプレートとは
BPMN テンプレートは、ビジネスプロセスをグラフ化するのに役立つテンプレートです。ビジネスプロセスは、採用や販売管理など何でも構いません。BPMN 図テンプレートを使用すれば、ビジネスプロセスを完了させ、チームと関係者間との齟齬を防ぐために必要な手順すべてについてを概観することができます。そのため、このテンプレートはチームにアジリティをもたらし、プロジェクトを進めるのに最適なツールです。
BPMN テンプレートの活用方法
ビジネスプロセスを整理し、ビジネスプロセスを把握し、関係者全員と情報を共有し、コミュニケーションの齟齬を防ぐために、BPMN テンプレートを活用することができます。BPMN プロセスフロー図は、ビジネスプロセスを分析し、視覚化する共通言語となるものでもあり、多数の業界で広く使用されています。
プロジェクトマネージャーは、BPMN テンプレートを活用してプロセスフローを把握し、ボトルネックや不要な手順を特定することができます。ビジネスアナリストは、BPMN 図を使用してパフォーマンスを把握し、好機を特定することができます。また、ビジネスを簡単に管理し、チームの効率性を高めるためにも、多くの専門家が BPMN 図を活用しているのです。
BPMN テンプレートの活用方法
Miro の BPMN テンプレートを使用して、組織のニーズに応じて編集することができますが、テンプレートをカスタマイズする場合でも、すべての BPMN 図を作成するには共通の手順を踏みます。
BPMN テンプレートの基本を以下に示します。
1. 参加者や部門ごとにスイムレーンを作成
BPMN プロセスフロー図にスイムレーンを構築し、参加者や部門ごとに割り当てます。そうすることで、各ステップに取り組んでいる部門はどこか、何に対して責任を負っているのかについてが、ひと目でわかります。
2. フローを特定するオブジェクト
BPMN テンプレートのフローオブジェクトは、フローやイベント、活動をシグナル化することができます。長方形は、フロー内のアクションや活動を表します。ダイアモンド形は、フローが複数の方向に進む可能性があることを示します。円形は、プロセスの開始や終了、変更を表します。
3. オブジェクト間の関係
フローオブジェクトをつなげるために矢印を使用します。実線の矢印は、一連の並び(アクションを実行する必要がある順序)を表します。破線の矢印は、部門間で共有された情報を表します。点線の矢印は、メモが特定のイベントや手順に関連していることを示します。
4. アーティファクトを追加する
1 つのステップやアクションに詳細が必要な場合は、さらに情報を追加することができます。特定のプロセスステップに関するデータや注釈などがアーティファクトとなるでしょう。
BPMN テンプレートを構築するメリットは、技術関係者や非技術関係者とコミュニケーションを深められることに加え、ビジネスプロセスを実施するチームが十分な情報を得られることです。BPMN プロセスフロー図は分かりやすいため、プロジェクトマネージャーやビジネスアナリストがクロスファンクショナル・チームや部署を管理するために使用します。
BPMN 図を作成する方法を教えてください。
Miro で BPMN 図を作成するのは簡単です。BPMN テンプレートを使用してみましょう。ニーズに応じてカスタマイズすることも可能です。BPMN 図を作成する前に、必ず図の目的を決めるようにしましょう。このビジネスプロセスを利用して達成したいことは何ですか?次に、すべてのステップのリストを作成し、役割/部門をアクションに割り当てます。プロセスが定義されたら、それを実行に移し追跡しましょう。 BPMN 図を利用すると、ボトルネックや不要な手順、関連する部門が明らかになります。 BPMN 図を生きた文書、つまり、必要に応じて参照したり編集したりできる情報源として扱いましょう。
BPMN 図は何に使用しますか?
多くの専門家は BPMN 図を使用して、ビジネスプロセスを効果的に追跡、監視し、フロー全体を把握して、部門全体の齟齬を防ぎ、あらゆる制約やプロセスの問題を素早く特定することができます。
このテンプレートで作業を開始する Enterprise 、Business、Education プランでご利用可能です。
HEART テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Project Management, User Experience
HEART フレームワークは、Happiness(幸福)、Engagement(エンゲージメント)、Adoption(採用)、Retention(継続)、Task Success(タスクの成功)の5つの要素から構成されています。これらはユーザー体験の柱であり、HEART フレームワークが主要な指標として採用されている理由です。Google の研究チームが開発したこのフレームワークは、大企業に対して、大規模なユーザー体験を正確に測定する方法を提供し、製品開発のライフサイクルを通じて参照することができます。HEART フレームワークは 5 つの指標を使用しますが、すべてのプロジェクトでその 5 つが必要なわけではありません。代わりに会社やプロジェクトに最も有効なものを選ぶことができます。
UML コンポーネント図テンプレート
活躍するシチュエーション:
ソフトウェア開発, マッピング, 図表作成
コンポーネント図テンプレートを使用して、システムの物理的なコンポーネントがどのように構成され、配線されているかを表現しましょう。システム実装の詳細を可視化し、計画された開発がシステムのニーズにマッチしていることを確認するなど様々なシチュエーションで活躍します。
アジャイルボードテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, ミーティング, アジャイルワークフロー
好評のアジャイルフレームワークの一部であるアジャイルボードは、生産サイクル全般を通したタスクを同期させる視覚的なディスプレイです。アジャイルボードは、主にカンバンやスクラムなどのアジャイル開発手法に照らして使われますが、誰でもこのツールを利用できます。ソフトウェア開発者やプロジェクトマネージャーが活用するアジャイルボードは、柔軟で透明性があり、反復的にワークロードを管理するのに役立ちます。アジャイルテンプレートは、タスクやチームに合わせてカスタマイズできる付箋を Miro のレイアウトで簡単に始める方法です。
コンテキスト図テンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Mapping, Diagrams
コンテキスト図は、システム全体を 1 つのプロセスと見なし、外部要因の関わり方を把握するのに最適なツールです。これらの外部要因には、顧客、開発者、管理者などが含まれます。コンテキスト図テンプレートは、この図を作成するツールです。
DMAIC 分析テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, デザイン思考, オペレーション
プロセスは、詳細を確認し、検討するのにそれほど楽しいものではないと思いますが、驚きをもたらすこともあります。プロセスを効率化すれば、コストを大幅に削減し、より良い製品を作ることにつながります。DMAIC 分析ではこれを行います。DMAIC は、シックスシグマのイニシアチブの一環として開発され、プロセスを合理化し、問題を解決するデータ駆動型の品質戦略です。この手法は、定義、測定、分析、改善、制御の 5 つの基本手順に細分化され、順番に実行します。