カスタマージャーニーマップテンプレート
カスタマージャーニーマップテンプレートを使用して、顧客が商品やサービスを購入するまでの各プロセスの見える化と分析をしましょう。
カスタマージャーニーマップテンプレートについて
カスタマージャーニーマップテンプレートは営業やマーケティング、プロダクトチーム、エンジニアなどの部門に関係なく、顧客体験を理解し、製品やサービスの質の向上に必要な戦略を策定することに役立つテンプレートです。
Miro のカスタマージャーニーマップテンプレートを活用して、顧客が製品購入にいたるまでの道筋を明らかにしましょう。
カスタマージャーニーマップテンプレートの効果
複数の種類のカスタマージャーニーマップが存在するため、必ずしも決まった形式でマップを作成する必要はありません。以下では、カスタマージャーニーマップテンプレートを使用することで得られる効果をご紹介します。
重要なプロセスやポイントの特定が可能
インサイトにあふれたカスタマージャーニーマップを作成することで、プロセスの全体像を可視化することができ、顧客がサービスを購入するまでのプロセスにおいてマイナスとなるポイントや改善できるポイントを発見することが可能です。
顧客体験の見える化
顧客が製品やサービスを購入するまでにどのような情報を見るべきか、サイトのどこのページ行くべきか、どのようなメッセージ性が重要となるのかなどが理解できるようになります。
プロセスの改善
複雑またはわかりにくいプロセスになるほど、顧客は製品やサービスに対してネガティブな感情を頂きやすくなります。そういったネガティブな感情を引き起こすリスクのあるプロセスをあらかじめカスタマージャーニーマップで特定し、シンプルな購買プロセスを構築することで、高い顧客満足度につながります。
顧客が持つ課題の発見
カスタマージャーニーマップテンプレートを使用することにより顧客が持つ課題を発見することができ、提供する製品の開発やプロモーション活動などにおいての重要なインサイトを得ることができます。
効果的な解決策の選択
顧客が抱える課題を発見した後は、どのようなソリューションが製品やサービスを通して提供できるのかをチームでブレインストーミングしましょう。ソリューションが決定した後は、その内容をプロダクトロードマップなどにも記載することで、製品を開発する時にいつでも参照できるようになります。
カスタマージャーニーマップテンプレートの使い方
Miro のカスタマージャーニーマップテンプレートを使えば、どんなマップでも簡単に作成することができます。
以下の 5 つのステップを通してカスタマージャーニマップを作成しましょう。
Miro ボード内のテンプレートライブラリからカスタマージャーニマップを選択する。
タッチポイントなどの情報を必要に応じてテンプレート内に追加する。
各ポイントにおいて顧客が持つ課題をカスタマージャーニーマップに記入する。
各ポイントで可能なキャンペーンを記入する。
作成したマップをチームと共有または資料用にエクスポートする。
ワンポイントアドバイス: 自身でカスタマイズしたテンプレートは保存することができ、必要な時にすぐに利用することが可能です。
以上のステップから、Miro ではテンプレートを使用してカスタマージャーニマップを簡単に作成することができます。より詳細な顧客インサイトが必要な場合は、カスタマータッチポイントマップを活用して、コミュニケーションチャネル、購入ステージ、製品やブランドとのタッチポイントを情報として追加するのも非常に効果的です。
Miro カスタマージャーニーマップを活用して顧客体験を向上しましょう。
カスタマージャーニマップや使用事例についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご確認ください!
Miro のカスタマージャーニーマップテンプレートは無料ですか?
Miro では無料のテンプレートを使用してカスタマージャーニーマップを作成することができます。無料アカウント(Free プラン)作成時のクレジットカードの登録も必要ありません。顧客視点での戦略の策定に Miro のカスタマージャーニマップテンプレートを活用しましょう。
このテンプレートで作業を開始する
デザインブリーフテンプレート
活躍するシチュエーション:
Design, Marketing, UX Design
デザインが素晴らしいものになるのは言うまでもなく、成功するためには、デザイン会社やチームが、プロジェクトの目標、タイムライン、予算、範囲を把握する必要があります。つまり、デザインには戦略的なプロセスを採用しますが、それにはまずデザインブリーフを作成する必要があります。この便利なテンプレートを使用してブリーフを作成すれば、企業とデザイン会社間の連携を図り、スムーズなコミュニケーションを確立することができます。これは、クリエイティブなプロジェクトの基盤であり、チームがこの過程で参照する信頼できる唯一の情報源です。
リサーチデザインテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン思考, デスクリサーチ, UX デザイン
デザインリサーチマップは、リサーチ方法において考え方とアプローチという 2 つの重要な共通部分の関係を示すグリッドフレームワークです。デザインリサーチマップでは、チームやクライアントに、生成的なデザイン思考を使用して新しいビジネス戦略を立てるよう促します。このフレームワークは元々、学者のリズ・サンダース氏によってデザインされ、リサーチとデザイン手法間の混乱や重複の問題を解決することを目的としています。チームが問題解決モードまたは問題空間定義モードのどちらであっても、リサーチデザインテンプレートを使用すれば、多くの無関係な業務における共同価値を検討するのに役立ちます。
SAFe ロームボードテンプレート
活躍するシチュエーション:
Agile Methodology, Operations, Agile Workflows
SAFe ROAM ボーボードは、リスクを視覚化するフレームワークです。このフレームワークは、リスクを無視することがないように、リスクに気づき、浮き彫りにするための共有スペースを提供します。ROAM ボードは、リスクの可能性と影響を検討し、リスクの優先度が低いのか、高いのかを判断するのに役立ちます。SAFe(Scaled Agile Framework)の基本原則は、費用対効果の高いソリューションの推進、システム思考の適用、物事が変化することの想定、段階的な構築、作業システムの評価に基づくマイルストーン、進行中の作業の視覚化と制限によって構成されています。
業務フロー図テンプレート
活躍するシチュエーション:
Flowcharts, Org Charts, Business Management
業務フロー図テンプレートを活用して、プロジェクトに関わるすべてのチームと情報を共有し、スムーズな連携を取れるようにしましょう。業務フロー図テンプレートは、複数の部門が持つ依存関係や担当領域をわかりやすく可視化した図です。テンプレート内の画像やテキストを入れ替えるだけで簡単にプロジェクトのニーズに合った業務フロー図を完成させることができます。無料でお試しいただけるので、まずはこのテンプレートがどのようにして業務フロー改善やコミュニケーションに役立つのかご体験ください。
バリューストリームマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, 戦略プランニング, マッピング
バリューストリームマッピングは、製品をお客様に提供するのに必要な材料や情報のフローを図示する方法です。これはシンプルで、一連の記号を使用して作業ストリームや情報フローを提示し、別の記号を使用してそのアイテムが付加価値を生み出すかどうかを示します。これにより、お客様の視点から付加価値を生み出していないアイテムを確認することができます。バリューストリームマッピングを使用して、コミュニケーションやコラボレーションを向上させましょう。バリューストリームマップテンプレートを使用して、チームメンバー間やチーム全体の引継ぎで把握している情報の差を理解することができます。効果的なバリューストリームマップにより、無駄の特定、コラボレーションの促進、生産の合理化を図ります。
ふりかえり用 4L モデルテンプレート
活躍するシチュエーション:
ふりかえり, 意思決定
さて、今回のスプリントが終わったと仮定しましょう。チームは今回のスプリントで設定した目標に向けて懸命に取り組み、モチベーションも高まっています。完了したスプリントをしっかりとふりかえり、評価してみましょう。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、改善できることなどが考えられると思います。このアプローチ(4L は「Liked」「Learned」「Lacked」「Longed」の頭文字を表します)は、感情を省いてプロセスを冷静に振り返る上で非常に有益な方法です。 ふりかえりを行うことにより、信頼を築き、士気を改善し、関わりを増やすことができます。また、今後より生産性を高め成功するために調整を行うこともできます。