ユーザーフロー図テンプレート
Miroのユーザーフロー図テンプレートを活用して、webサイト上でのユーザー体験の改善を行いましょう。webサイト上の各ページで、ユーザーが体験する要素を見える化することで、改善すべき点が明確になり、イノベーションに溢れたソリューションの創造につなげましょう。
ユーザーフロー図テンプレートとは?
ユーザーフロー図はwebサイト上の各ページでユーザーが体験する要素を見える化することができるフロー図(フローチャート)です。
ユーザーフローを見える化することにより、webサイトの構成やアプリの機能を基礎とし、サイトの各ページ上でのユーザーの行動、意思決定プロセスを予測することが可能です。
さらに、ユーザーインサイトの分析を深めることにより、サービス改善が必要な箇所を特定しやすくなります。
ユーザーフロー図テンプレートは、ユーザーが目的のページに辿り着くまでのプロセスを簡単に図解できるように、フォーマットが用意されています。
スクリーンのサンプル画面やボタンが入る位置など、自由にカスタムしながら組み立てていくことが可能です。
こんな人におすすめ
ユーザーフロー図テンプレートは、UXデザインチームやプロダクトチームなど、サービス向上のため、常にユーザーインサイトを収集している人にとって特に役立つツールです。
ユーザーの行動を可視化できるツールなので、マーケティングの意思決定者にとっても、サービス内でどこがユーザーコミュニケーションで重要なのかを知るヒントになるはずです。
ユーザーフロー図テンプレートの使い方
Miro のユーザーフロー図テンプレートを活用することで簡単にユーザーフロー図の作成ができます。
1. ユーザー行動の開始点と到着点を明確にする
ユーザーがどのようにして自社のサイトにたどり着いたのか、ユーザーは何をゴールとして求めているのかを明確にしましょう。
例えば、オーガニック検索からサイトにたどり着いたのか、有料広告、ソーシャルメディア、紹介リンク、メルマガなど、この分析によりユーザーフロー図の開始地点を特定することができるようになります。
2. ユーザーが必要な情報を出す最適なタイミングを定義する
ユーザーの行動開始点と到着点が明確になったら、そのフローの中で、どのようなユーザーのニーズが発生し、サービスのタッチポイントを設計していくべきなのかを分析しましょう。
ユーザーが求めている情報が、適切なタイミングで表示された場合、ユーザーのコンバージョン率は大幅に向上します。
そのためも、ユーザーのインサイトを想定し、ユーザーフローの中でタッチポイントの洗い出しをすることが重要です。
3. ユーザーフローのマッピングとフィードバックをもらって改善する
ユーザーフロー図にタッチポイントを洗い出せたら、図形や矢印を追加して、ユーザーのステップを整理していきましょう。
ユーザーが最初のタッチポイントに到達した後の次のステップは何か?ユーザーが目的のページに到達するまでにかかるステップ数はどれくらいあるのか?などを整理します。
そして、ユーザーフロー図を完成させた後は、チームやクライアントに内容を共有し、フィードバックを得てさらにブラッシュアップを行いましょう。
Miro のユーザーフロー図を活用すれば、オンライン上でシェアしたり編集することが簡単に行えるため、最適なユーザーフロー図を効率的に作り上げることができるのです。
ユーザーフロー図と共に画面遷移図が web サイト上でのユーザー体験の改善によく使用されますが、あくまでユーザーフロー図は、ユーザーのサイト上での行動に焦点を当てているため、
サイトの構造やデザイン自体を表現したワイヤーフレームの画面遷移図とは少し用途が異なります。
この2つの図表を上手に使い分け、洗練されたサービスの提供を自社の web サイトで実現しましょう。
ユーザーフロー図を作るコツはありますか?
ユーザーフロー図の作成時は、自分自身やチームに以下のことを確認し、ユーザー視点でwebサイト上の行動をマッピングしてみましょう。 ・ユーザーは、どこで自社サイトを見つけるのか?(例:検索エンジン、有料広告、ソーシャルメディア、ブログなど) ・ユーザーが自社サイトに来るための目的は何か?(例:学習、情報収集、製品調査、製品購入など) ・サイトに来たユーザーが必要とする情報や製品を購入するための動機を与える要素は何か?(例:ポップアップ、関連ページ、CTAボタンなど) ・これらのユーザーの課題を解決するためにはどのようなコンテンツが必要か?(例:ブログ、ホワイトペーパー、ガイドなど) ・ユーザーが課題を解決する上で障害となり得る要素が存在するのか?(例:複雑すぎるサイトインターフェース、エラーページ、過剰な広告表示など)
このテンプレートで作業を開始する
ユーザーインタビュー用テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Product Management
ユーザーインタビューとは、リサーチャーがユーザーにトピックに関する質問をする UX リサーチの手法です。これにより、チームはユーザーデータを素早く簡単に収集し、ユーザーに関する詳細情報を把握することができます。一般的に、組織はユーザーインタビューを実施して背景データを収集し、テクノロジーの利用方法の理解、ユーザーの製品との関わり方のスナップショット作成、ユーザーの目標やモチベーションの理解、またユーザーのペインポイントの特定などに役立てます。このテンプレートを使用して、インタビュー中にメモを記録し、ペルソナの作成に必要なデータを収集します。
年間カレンダーテンプレート
活躍するシチュエーション:
経営管理, 戦略プランニング, プロジェクト計画
Miro のさまざまなカレンダーを使用すると、日々の締め切りに集中できるようになります。これは、全体像が把握できるカレンダーです。12 カ月の壁掛けカレンダーのグリッド構造を模したこのテンプレートは、1 年ごとのプロジェクトやコミットメント、目標が一目でわかります。そのため、チームが忙しい期間に本腰を入れたり、必要に応じて物事を動かしたり、進歩を祝ったりするための心構えができるようになります。Miro の年間カレンダーを使用するのは簡単です。カレンダーの色分けされたストリームに名前を付け、開始日に付箋をドラッグするだけです。
顧客接点(タッチポイント)マップテンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Product Management, Mapping
お得意様を引き寄せ、引き留めておくには、顧客のペインポイント、要望、ニーズを理解することから始めなければなりません。顧客接点(タッチポイント)マップは、サービスの登録からサイトの使用、製品の購入まで、顧客がたどる道筋を見える化することで、それを理解するのに役立ちます。また、2 人として全く同じ顧客はいないので、CJM を使用すれば、製品にたどり着くまでの複数の道筋を立てることができます。すぐに、そうした行動を予測し、あらゆるステップで顧客を満足させることができます。
4P 分析テンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, ブレインストーミング, ワークショップ
Miroの4P分析テンプレートを活用して、4P分析を効果的に行い、顧客ニーズに応える情報を得ることで、自社のビジネスやサービスのマーケティング施策の改善に活かしましょう。
UML コンポーネント図テンプレート
活躍するシチュエーション:
ソフトウェア開発, マッピング, 図表作成
コンポーネント図テンプレートを使用して、システムの物理的なコンポーネントがどのように構成され、配線されているかを表現しましょう。システム実装の詳細を可視化し、計画された開発がシステムのニーズにマッチしていることを確認するなど様々なシチュエーションで活躍します。
画面遷移図テンプレート
活躍するシチュエーション:
ワイヤーフレーム, プロダクト管理, UX デザイン
Miroの画面遷移図テンプレートを活用して、各画面ごとのユーザー体験を分析し、ユーザーインサイトを分析しましょう。洗練されたユーザー体験は、顧客の製品に対する購買意欲だけではなく、ブランドのイメージの向上にもつながります。画面遷移図テンプレートを活用して、ユーザー体験設計をさらに強化しましょう。