QBR プレゼンテーション テンプレート

QBR プレゼンテーション テンプレートについて

Miro の QBR プレゼンテーションを使って、クライアントと一緒に前四半期の業績をふりかえり、次四半期のアクションプランを策定します。収益、投資利益率（ROI）、目標と重要な成果（OKR）を詳しく分析して、ビジネスにどのような付加価値を与えられたかを提示します。

QBR プレゼンテーションとは？

QBR（Quarterly Business Review：四半期ビジネスレビュー）とは、四半期に 1 度クライアント行う会議のことです。この会議では、過去 90 日間に挙げたすべての成果をふりかえり、製品やサービスが顧客の業務に与えた影響を説明します。ここには、売上げの増加、ブランドイメージの向上、顧客リーチの拡張などが含まれます。

このような情報すべてを顧客とともにふりかえり、将来的な事業目標の設定と改善分野の特定につなげます。

QBR にはどのような情報を含めるべきなのでしょうか？

四半期ごとのプレゼンテーションには様々なスタイルがありますが、一般的には以下のような情報を含んでいます。

• 製品の導入と使用目標の概要

• ビジネス目標と成果のレビュー（ROI、OKR、顧客価値の定量化など）

• 直面した課題の概要

• 今後の改善点の概要

• 今後の対応についてのクライアントとの話し合い

QBR プレゼンテーションを成功させるためのヒント

いくつかのベストプラクティスに従うことで、四半期レビューの報告を円滑に進めることができます。

• 業績はありのままを報告する。期待通りの業績を上げられなかったとしても正直に話しましょう。このような結果を招いた原因、そこからの学び、今後何を変えていくのか、率直かつ簡潔にクライアントに説明します。

• 全体像に焦点を当てる。クライアントはこの四半期で行ったことをすべて知る必要はありません。報告する内容はすべて上層部向けとし、より広い視野で成果を報告します。

• プロフェッショナルなプレゼンテーションを作成する。プロフェッショナルなプレゼンテーションを提供して、クライアントからの信頼と信用を獲得しましょう。QBR プレゼンテーション テンプレートを使えば、十分に構成され、視覚的にも優れたプレゼンテーションを行うことができます。

QBR プレゼンテーション テンプレートの使い方

Miro のデジタルワークスペースは、業績と顧客とのやり取りを残すのに最適なオンラインツールです。営業チームが Miro の QBR プレゼンテーション テンプレートを使えば、前四半期のすべての重要な情報を一元管理することができます。

以下の手順に従ってテンプレートを有効活用しましょう。

ステップ 1：このテンプレートを選択する。まずは、QBR プレゼンテーション テンプレートを選択します。このテンプレートは無料で、すぐに使い始めることができます。

ステップ 2：プレゼンテーション テンプレートを編集する。次にテンプレートをカスタマイズします。スライドにプレースホルダーテキストがありますが、問題ありません。テキストはプレゼンテーションに合わせて簡単に編集できます。また、スライドの追加、削除、順番の変更も可能です。プレゼンテーションに独自のブランディングを追加したり、配色を追加する場合は、Miro ボードで簡単に色を追加し、ロゴをアップロードすることができます。

ステップ 3：イントロダクションを追加する。プレゼンテーションの構成を整え終えたら、コンテンツを追加します。まずは、会議のイントロダクション（会議のアジェンダや目的の概要など）から始めます。

ステップ 4：会社の現在地を概説する。自社の現在地を概説し、参加者の認識を合わせます。競合分析を活用しましょう。競合他社との比較によって、クライアントは市場における自社の立ち位置を認識することができます。

ステップ 5：財務実績を詳報する。製品やサービスが財務実績に影響したことを示すような情報はすべて記載します。例えばクライアントがあなたの会社と提携することで、期待できる増益について説明することもできます。このような情報を提示し、重要な傾向やデータポイントを強調したい場合は、Miro のチャートをご利用ください。

ステップ 6：将来のロードマップを作成する。過去 3 か月のふりかえりが終わった後は、将来を見据える必要があります。ここで、次の 90 日間のアクションプランの概要と期待できる成果について説明します。

ステップ 7：フィードバックをもらう。QBR 会議の本番前に、同僚とプレゼンテーションを共有してフィードバックをもらいましょう。QBR テンプレートを使えば、同僚はメモやアドバイスをプレゼンテーションに直接追加できるので、簡単にプレゼンテーションに反映することができます。

ステップ 8：プレゼンテーションを実施する。フィードバックをボードに反映し終えたら、本番のプレゼンテーションを実施する準備が整いました。本番では、Miro のプレゼンテーション モードを選択するだけで、プレゼンテーションを始められます。これにより、プロジェクトは全画面表示になります（コラボレーターのメモやコメントは表示されません）。