感情の輪アイスブレーカー テンプレート
ユーザーの感情表現が豊かになり、メンバーとのつながりが強まります。感情の輪アイスブレーカーを使って、重要な会議の土台を作りましょう。
感情の輪テンプレートについて
感情の輪テンプレートは、ラーニング デザイン プログラムのリーダーであるアナ・ドヴォニルコヴァによって作成されました。当初は、リモートワーク チームのメンバーの距離を縮めるために作成されましたが、ハイブリッドチームがリモートでのつながりを改めて強める際にも効果的です。アナは、当初は Miro の全員が参加する会議でこのアイスブレイクを使っていましたが、回を追うごとにオンラインを含むあらゆる会議での有効性を確信していきました。
感情の輪とは?
心理学者のロバート・プルチックは、さまざまな感情を説明するために感情の輪を考案しました。オリジナルの感情の輪では、人間の持つ 8 つの中心的な感情で輪を作り、相反する感情を反対側に配置します。中心的な感情から派生し、それよりも穏やかな感情が外側に配置されます。
このツールを使うことで、感情が生まれる原因を的確に把握し、理解できるようになります。これまで様々な感情の輪のバリエーションが考案され、公開されてきました。Miro のテンプレートは、6 つの中心的な感情とそこから派生する感情で構成されています。
感情の輪テンプレートを使うメリット
重要な会議やワークショップを進行する際に、感情の輪テンプレートを使うことで、参加者の共感性を向上させ、聞き手の気持ちと活力を測ることができます。
参加者全員が同じ気持ちではないということを認識し、自分とは異なる感情や経験に対してより寛容でいられるようになります。
また、このツールは他のチームや他の人たちとつながりを作るという点でも有効です。参加者は、自分たちが表現した感情が、会議の他の参加者(別なチームや聞き手)と共有されていることを感じられます。
感情の輪テンプレートの使い方
感情の輪テンプレートをボードに参加して会議やワークショップを進行しましょう。このテンプレートは編集せずにそのまま使え、Miro の使い方を知らなくても問題なく使うことができます。
全員が会議に参加したら、今の気持ちを表す感情の輪の領域に、ドットをドラッグして移動させるよう指示します。
ドットの移動にプライバシーを与えたいなら、参加者のカーソルを非表示にさせるか、各個人のアイスブレーカーの画面共有設定を一時停止に解除させます。こうすることで、ドットを移動させる際のプライバシーを守ることができます。
全員がドットを移動し終わったら、集計し、最もドットが多かった感情をハイライトします。参加者が正直でいてくれたことに感謝し、全員の気持ちは大切で問題ないことを伝えてこのエクササイズを終了します。
グループからオープンな雰囲気が感じられるようなら、ボランティアを募って、自分の気持ちやその理由などを共有してもらいます。
感情の輪には感情がいくつあるのでしょうか?
Miro の感情の輪アイスブレーカー テンプレートには、6 つの基本感情がある感情の輪が含まれており、それぞれが 12 種類の感情状態につながります。ロバート・P が作成したオリジナルの感情の輪には、8 つの基本感情があり、それぞれの感情によって、他の 2 つの感情状態が生じることになります。
感情の輪は教育現場でも使うことができますか?
多くの教育関係者や教師の方々が、教室で感情ホイールを教材として使用しています。感情ホイールを活用することで、生徒と感情的なつながりが構築され、それを認識し、より深く通じ合えるようになります。感情ホイールは、自分のことを気にかけていると生徒が感じてくれるような開放的な学習環境の構築に役立ちます。
このテンプレートで作業を開始する
投票ゲームテンプレート
活躍するシチュエーション:
ワークショップ, ミーティング, マーケティング
あなたがソーシャルメディアマネージャー、デザイナー、写真が好きなら、Instagram で投票ゲームを見たことがあるかもしれません。このゲームの準備は簡単です。「リンゴ or オレンジ」や「犬派 or 猫派」など、二者択一の質問を列挙するだけです。Instagram ユーザーは、それぞれの質問で好きな方に丸をつけて選択します。すべての質問に回答したら、フォロワーと共有します。この投票ゲームは Instagram で流行りましたが、他のソーシャルメディアプラットフォームや、ウェブサイトやブログでも使用することができます。
PI 計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 戦略プランニング, ソフトウェア開発
PI 計画は、「プログラム増分計画(program increment planning)」の略称です。大規模アジャイル開発フレームワーク(SAFe)の一環である PI 計画は、チームが共有するビジョンに対して戦略を立てるのに役立ちます。通常の PI 計画セッションでは、チームは集まってプログラムのバックログを確認し、複数部門間で連携して、次のステップを決めます。多くのチームが 8 ~ 12 週間ごとに PI 計画イベントを実施しますが、ニーズに合わせて計画スケジュールをカスタマイズすることができます。PI 計画を使用して機能を細分化して、リスクを特定し、関係性を見付け、展開するシナリオを決めましょう。
自己紹介シートテンプレート
活躍するシチュエーション:
会議, オペレーション, マネジメント
Miro の自己紹介シートテンプレートを使って、営業先や新しいチームメンバーに自己紹介をしましょう。無料のツールや画像を使って自由にデザインできるので、オリジナルの自己紹介シートを作成することができます。
ウォームアップとウェイクアップ テンプレート
活躍するシチュエーション:
Icebreakers, Team Meetings
ワークショップや会議の始めにこれら 5 つのウォームアップ エクササイズを行って、参加者を活性化させましょう。セッション中に参加者が飽きてしまうことは 2 度とありません。
デイリースタンドアップミーティング用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, ミーティング, ソフトウェア開発
チーム全体が集まり、前日の確認をして、当日の作業について議論します。こうした毎日の会議は「スクラム」とも呼ばれ、簡単なものですが、障害の特定、各チームメンバーに発言の場の提供、コラボレーションの促進、進捗状況の把握、最終的にはチームの効果的な共同作業を実現することができるパワフルなものです。このテンプレートを使用すれば、スプリントチームのデイリースタンドアップを簡単に計画することができます。日付と時間を指定し、アジェンダを作成して、スプリント全体で同じフォーマットを使用して始めます。
ジョハリの窓テンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, ミーティング, ふりかえり
認識すること。それは他者だけでなく、自分自身をより深く信頼するための重要な要素です。ジョハリの窓は、この考えを基に参加者が 4 つの要素を埋めながらチームの相互理解を深めていくフレームワークです。参加者は各象限で自分も他人も知らなかった自己の発見を試みることになります。組織の成長を感じたときは、このテンプレートを使ってジョハリの窓を実践しましょう。ジョハリの窓は、部門間やチーム内のつながりを深め、従業員同士のコミュニケーションを円滑にし、相互理解を深めることができます