バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレート
シンプルで効果的なバラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートを使って、ポジティブな成果や今後の課題を特定します。この人気の高いデザイン思考のふりかえりを適用して、プロセスを改善しましょう。
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートについて
H&R Block は、社内のプロセス、うまく機能しているもの、改善すべき分野をよりよく理解するため、このテンプレートを作成しました。バラ、トゲ、つぼみのふりかえりは、他のふりかえりと同じようにプロジェクトのどの時点でも使用でき、目標達成にむけてユーザーと所属チームのイテレーション、スピードアップ、イノベーションを実現します。
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートとは
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりは、フィードバックを得たり、機会を見つけたり、プロジェクトや組織内で何がうまく機能しているのかを確実に把握したい場合に最適です。
この手法はデザイン思考方法論から派生したもので、テンプレートフレームは、バラ(成功)、トゲ(課題)、つぼみ(可能性)の 3 つのメイン領域に分かれています。
これらの領域では、バラ、トゲ、つぼみのエクササイズを活用して、取り組むべき問題、プロジェクト、トピックのあらゆる側面を特定できます。
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートのメリット
ふりかえりは、プロジェクト、スプリント、またはプロセス全体において、何がうまくいっていて、何を改善しなければいけないのかをチームが特定するのに役立つ素晴らしいツールです。特に、バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートは、プロジェクトのポジティブな側面、課題、将来の機会を簡単に把握できるよう設計されており、非常にシンプルながら効果的です。
このようなふりかえりアプローチは、デザイン思考の方法論に基づいており、チームのより迅速なイテレーションと課題特定を可能にします。バラ、トゲ、つぼみのエクササイズにより、チームのアジリティを高め、プロジェクトのポジティブな側面と最も困難な側面を明確に把握することができるようになります。
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートの使い方
このテンプレートは、ふりかえりを円滑に進めるのに役立ちます。このエクササイズを実行するには、以下のステップに沿ってください。
既製のバラ、トゲ、つぼみのふりかえりテンプレートを選択し、ボードに追加します。
フォーカスする領域を特定します。問題やプロジェクト、あるいはプロセスなどが考えられます。
テンプレートの各領域が何を意味するのかを説明します。
バラ:ポジティブな成果およびうまく機能していること。
トゲ:課題および困難な点。
つぼみ:潜在的な可能性および将来の機会。
4. タイマーを設定し、ユーザーが各領域に記入する時間を設けます。
5. 似たようなトピックで付箋をクラスター化し、パターンを特定して、クラスターに名前をつけます。
6. ユーザーの学習を収集し、必要に応じて個人的に連絡を取ります。
ワンポイント アドバイス:
参加者の人数に応じて、このふりかえりの時間を設定します。30 分もかからないと思います。
ユーザーが安心して自分の感情や意見を率直に表現できるような、安全な空間を作りましょう。個人的な呼びかけは避け、必要に応じて 1 対 1 のセッションを後から予定します。
ボードを共有し、ユーザーが参照できるようにします。
フォローアップ セッションの予定を組み、変更が実施されたかどうか、進捗があったかどうかを確認します。
デザイン思考のバラ、トゲ、つぼみとはどんなものでしょうか?
バラ、トゲ、つぼみは、数多くあるデザイン思考エクササイズの 1 つです。デザイン思考の方法論は、仮定とプロトタイプの検証に基づいており、バラ、つぼみ、とげのふりかえりは、何が上手くいっていて、何を見直すべきかを迅速に把握するのに役立ちます。
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりには、どのような目的があるのでしょうか?
バラ、トゲ、つぼみのふりかえりの主な目的は、特定のプロジェクト、問題、プロセスの課題を評価することにあります。このふりかえりは、プロジェクトの弱みだけでなく、強みを視覚化し、ふりかえりを終えた参加者が、インスピレーションとインサイトを得られるように作られています。
このテンプレートで作業を開始する
自分の取扱説明書テンプレート
活躍するシチュエーション:
組織デザイン
自分の取扱説明書テンプレートを使って自分の気持ちや心、頭の中を視覚的に整理・共有し、チーム内でのコミュニケーションを促進しましょう。
ステークホールダーマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
経営管理, マッピング, ワークフロー
ステークホールダーマップは、プロジェクトへの影響力と関心の強さに応じて関係者をグループ化する分析手法の 1 つです。このテンプレートを使用することで、製品、プロジェクト、アイデアに関心があるすべての関係者を 1 つの視覚領域に整理することができます。これにより、プロジェクトに影響を与える関係者と、関係者それぞれの関係性を容易に把握することができます。ステークホルダーマップは、プロジェクト管理で広く使われている手法で、通常はプロジェクトの開始時に実施されます。ステークホールダーマップをプロジェクトの早い段階で実施することで、ミスコミュニケーションの発生を防ぐことができます。また、すべてのグループの目的に対する認識を合わせて、成果と結果に対する期待値を設定することができます。
会議のふりかえり用テンプレート
活躍するシチュエーション:
チームミーティング, ブレインストーミング
多忙なスケジュールになると、「実践による学習」が、デフォルトの学習方法になります。そのため、チームは、ふりかえりや聞き取りといった他の重要な方法によって学習する時間を作ります。「学習者」(チームの残りの他のメンバーと共有するチームメンバー)が主導する会議のふりかえりを使用すれば、チームメンバーはクライアントのビジネスや内部事業計画に関する新しい情報を共有し合うことができます。さらに、問題の解決手段を模索して、その解決手段の発見の参考になるであろう本やポッドキャストを他のメンバーと共有することもできるようになります。会議でのふりかえりは、異なる知識レベルにいるチームメンバーが、お互いの長所や専門知識を共有し高め合う機会として非常に役立ちます。
帆船テンプレート
活躍するシチュエーション:
Agile Methodology, Meetings, Retrospectives
帆船のふりかえりを使えば、チームはあまりプレッシャーを感じることなく、プロジェクトへの対応をふりかえることができます。リスク(岩礁)、遅延(投錨)、チームによる支援(追い風)、目標(目的地)を定義することで、次のスプリントに向けて、うまくいっていること、改善すべきことを整理することができます。帆船の運行に例えてチームの動的な側面にアプローチすることで、遅延要因や目標達成を後押しする要因が明確になり、目的地のイメージが共有できるようになります。
バング・フォー・ザ・バック テンプレート
活躍するシチュエーション:
優先順位付け, 戦略プランニング, プロジェクト管理
名前の通りです。このアジャイルフレームワークは、プロダクトマネージャーと開発チーム間のコラボレーションに力をつけることで、効率を最大限に高めることに尽きます。プロダクトマネージャーと開発チームが共にプロジェクトアジェンダにある各 To Do リストを確認し、コストやメリットの観点から評価することができます。そうすることで、費やしたコストに対しどれだけの利益を上げられるかという点に基づいてタスクに優先順位をつけることができます。このテンプレートは、次回のスプリントに取り組むための戦略的な計画を立てようとするチームや組織に最適です。
企業組織図テンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Org Charts, Operations
企業に階層を構築すると、従業員は大きなメリットを得られます。自分の役割や責任、チームメンバー、他分野または組織外部からのメンバー、そして特定のニーズが生じた場合に頼る相手などへの理解が深まります。それこそが企業組織図を作成する目的なのです。このテンプレートを使用すると、自社のために BOC を簡単に作成することができます。まずは、企業の大まかな組織構造を判断することです。それができると、従業員同士がどのように関わっているのかについて、視覚的に形成するのは簡単にです。