Brainwriting

ブレインライティングテンプレート

まずは書き出しでのアイデア出しでブレインストーミングを行い、書き出されたアイデアの議論の展開を行いましょう。

ブレインライティングテンプレートについて

ブレインライティングとは

ブレインストーミングで参加者にアイデアを口頭で出してもらうのではなく、ブレインライティングのテクニックでは、参加者にアイデアを書き出してもらいます。数分後、それぞれが自分のアイデアを渡し、他の人が読み取り、追加します。このプロセスを 10 ~ 15 分間繰り返し、すべてのアイデアを読み上げ後に議論を開始しましょう。

ブレインライティングの活用方法

従来のブレインストーミングでは、多くの場合、よりトピックに上がったアイデアが採用される傾向があります。ブレインライティングは、内向的な人の意見を聞くのに役立つだけでなく、ただ声に出す場合よりも多くのアイデアを思いつくことができるようになるエクササイズです。さらに、静かに行うアイデア出しを行うと、はっきり発言する数人からだけではなく、すべての人から斬新な意見を引き出すことができるようになります。

ブレインライティング テンプレートを使い始める

ブレインライティングによるブレインストーミングをするのは簡単です。Miro のオンラインブレインストーミングツールは、アイデアを生み出しオンラインで共有するために最適です。ブレインライティングテンプレートを Miro ボード上に展開し、作業を開始しましょう。

ステップ 1:一列になった付箋に参加者の名前を追加し、ボードに招待します。

ステップ 2:問題点を提示し、最初のブレインライティング期間をタイマーを使用して 5 分間に制限します。

ステップ 3:タイマーが鳴ったら、参加者にアイデアを自分の右にいる人に渡すように伝えます。そして、またタイマーをスタートし、追加するアイデアの下に付箋をつけるか、アイデアに改良を加えるように依頼します。

ステップ 4:これを数回繰り返し、出されたアイデアすべてについてチームと話し合う機会を設けます。アイデアに投票したりグループ化したりすることで、最も実行可能なものはどれなのかを考えてみることもできます。

Miro にはブレインライティングテンプレートの他にもブレインストーミングに役立つ図をご利用いただくことが可能です。さまざまなブレインストーミング手法を試して、多角的なアイデア出しを楽しみましょう!

ブレインライティングよくある質問

リモートでブレインライティングセッションを開催する方法を教えてください。

まずセッションの参加者を集め、セッションで使用するメモを配布します。次に、配布したメモにブレインストーミングと同じように、アイデアを記入してもらいましょう。ブレインライティングセッションが完了した後は、アイデアが記入されたメモを見直し、ベストなアイデアを選定し、今後のプロジェクトの参考にしましょう。Miro のブレインライティングテンプレートは、この一連のプロセスをより効率的かつ簡単にすることに非常に役立ちます。

ブレインストーミングとブレインライティングの違いは?

一般的なブレーンストーミングでは、グループ全員が声を出して参加する必要がありますが、ブレーンライティングはそれとは異なります。ブレインライティングでは、アイデアを声に出して議論してもらうのではなく、アイデアを書き出してグループで共有します。それにより、発言やブレインストーミングセッション自体に慣れていないメンバーからも画期的なアイデアを集めれるようになります。

ブレインライティングには他の呼び方はありますか?

ブレインライティングは、「6-3-5 ブレインライティング手法」と呼ばれることもあります。これは、プロセスの構成(6人、3つのアイデア、15分)を表現したものです。また、参加者の人数や時間次第では、「4-3-2 手法」とも呼ばれます。

ブレインライティングテンプレート

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