付箋パックテンプレート
チームの機動力を高め、共有やアイデア出しを素早くできるようにしましょう。
付箋パックについて
付箋は、ブレインストーミング、ワークショップ、ふりかえりセッションで、チームがデータやインサイトを収集するのに役立ちます。また、付箋パックは、アイデア出し、アフィニティダイアグラムの作成、デザイン思考など、多くの UX グループプロセスの基礎となります。
付箋パックの詳細については引き続き以下をお読みください。
付箋パックとは?
ラベル付き付箋パックを活用すれば、調査結果を記録し、知識やギャップや成長分野を把握し、アイデアを簡潔にまとめることができます。
付箋パックではアイデアを共有するために、話し合いだけでなく、行動(思考の記録)を必要とするため、会議やワークショップのタスク管理に有効です。付箋に参加者の名前を追加すれば、グループ活動への貢献を促すことができます。また、自分のアイデアが明確になるため、会議への参加意欲と責任感の維持にもつながります。
付箋パックの活用方法
付箋の使い方に決まったルールや正しい方法はありません。チームの状況やプロジェクトのコンテキストに応じてルールを決めることができます。
Miro のラベル付き付箋パックをテンプレートライブラリの任意のテンプレートにコピーします。
付箋は、設計者だけでなく複数部門から編成されたチームに、次のようなメリットをもたらします。
異なる情報を素早く集め、似たようなアイデアを 1 つにまとめます
ローファイな手法を使うことで複雑なシステムが理解しやすくなります
チームメンバー、クライアント、関係者の思考、認識の共有、アイデア出しが迅速化されます
今までとは異なる新しい手法やツールの試用を促すことができます
チームの集合知を 1 つの共通の視覚領域に統合します
アイデアに優先順位をつけて、アクションアイテムに変換します
手書きのメモをデジタル付箋に変えることができます
付箋は、プロセス、戦略、ハイファイな手法に代わるものではありません。その代わり、付箋を使用することで、チームに活気が生まれ、性格や組織での立ち位置に関係なくチームの全員が発言し、視点を共有することが可能になります。
付箋パックを他の Miro テンプレートに適用します
独自の付箋パックは簡単に使用することができます。Miro のホワイトボードツールは、付箋パックを作成し、共有するのに最適なキャンバスです。まずは、付箋パックテンプレートを選択し、以下の手順に従って必要に応じて他のテンプレートに使用します。
チームのためになる活動を決定しいます。どのようなスタイルのチーム活動やグループセッションでも、予め用意されたテンプレートで対応することができます。
付箋パックをお好みの Miro テンプレートにコピーしてください。Ctrl+A/Cmd+A ショートカットキーを使用して、ボード上のすべての要素を選択します。グループセッションのために作成した Miro ボードに移動して、Ctrl+V/Cmd+V ショートカットキーを使用して付箋パックを貼り付けます。新しくセッションに参加する人のために、必要に応じて Ctrl+D/Cmd+D ショートカットキーを使用して付箋パックをコピーします。
参加者に、自分の付箋パックのラベルには自分の名前を設定するよう依頼します。パックの付箋には、「参加者」のテキストボックスがラベル付けされています。このテキストボックスのラベルを自分の名前に編集すれば、アイデアや貢献を残すことができます。
グループセッションを始めましょう。準備はすべて整いました。時間制限のあるグループセッションの場合、アイデア出しやブレインストーミングを円滑に進めるためにタイマーの使用をお勧めします。
このテンプレートで作業を開始する
プロダクトキャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, UX デザイン
プロダクトキャンバスは、製品がどんなもので、戦略的にどのように位置付けられるかを伝える、簡潔でコンテンツが豊富なツールです。プロジェクトキャンバスは、アジャイルと UX を組み合わせることで、ペルソナ、ストーリーボード、シナリオ、デザインスケッチ、その他の UX 成果物でユーザーストーリを補います。プロダクトキャンバスは、プロダクトマネージャーがプロトタイプを定義するのに役立つので、便利です。プロダクトキャンバスの作成は、見込み客、解決する必要がある問題、基本的な製品機能、検討する価値がある高度な機能、競争優位性、製品から得られる顧客の潜在的な利益を判断する上で重要な最初のステップです。
知覚マップテンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, デスクリサーチ, マッピング
メッセージを作成し、マーケティングをカスタマイズして、製品を改善し、ブランドを構築するには、顧客の認知度、自社や競合他社のことをどう考えているかを把握する必要があります。知覚マップを検討することで、そのようなインサイトを獲得することができます。このシンプルでありながら強力なツールによって、顧客が価格、パフォーマンス、安全性、信頼性をランク付けする方法を視覚的に表します。このテンプレートを業務に活用すると、競合他社を評価し、市場のギャップを確認して、顧客の行動変化や購入の意思決定を理解することができます。
クネビンフレームワークテンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, 意思決定, 優先順位付け
企業は、多岐にわたる複雑な課題に直面します。時には、こうした課題があると、意思決定者がどこから始めればよいか、どのような質問をすればよいか判断に迷うことになります。クネビンフレームワークは、1999 年に IBM のデイブ・スノーデンが開発したもので、その課題を見極め、適切な対応を見出すのに役立ちます。多くの組織は、このパワフルで柔軟なフレームワークを使用して、製品開発、マーケティング計画、組織戦略時、または危機に直面した場合に役立てます。またこのテンプレートは、そのようなイベントにどう対応するかについて新規採用者に研修を行うのにも最適です。
2x2 優先順位付けマトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
優先順位付け, 戦略プランニング, オペレーション
境界を設定し、ToDo リストに優先順位付けし、次はどの機能や修正、アップグレードに取り組むかについて、決定してみませんか?2x2 優先順位付けマトリクスを使って好スタートを切りましょう。リーン優先順位付けアプローチに基づいたこのテンプレートがあれば、達成できそうなことや、成功のために絶対に分けて考えるべきこと(「あっても良い」だけのものに対して)を迅速かつ効率的に判断できる方法を得られます。難しそうに聞こえますね。ところが 2x2 優先順位付けマトリクスの作成は簡単なのです。
ジョハリの窓テンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, ミーティング, ふりかえり
認識すること。それは他者だけでなく、自分自身をより深く信頼するための重要な要素です。ジョハリの窓は、この考えを基に参加者が 4 つの要素を埋めながらチームの相互理解を深めていくフレームワークです。参加者は各象限で自分も他人も知らなかった自己の発見を試みることになります。組織の成長を感じたときは、このテンプレートを使ってジョハリの窓を実践しましょう。ジョハリの窓は、部門間やチーム内のつながりを深め、従業員同士のコミュニケーションを円滑にし、相互理解を深めることができます
ドット投票用テンプレート
活躍するシチュエーション:
意思決定, ミーティング, ワークショップ
ドット投票は、「付箋投票」、「ドットモクラシー(dotmocracy)」または、「ドットによる投票」としても知られおり、チームは一連のソリューションの課題を指摘することや、さまざまなオプションが提示された際に、タスクに優先順位を付けることができます。ドット投票は、デフォルトの「一配分」または「一票」ルールとは異なります。その代わりに、グループの各メンバーは、記入できる限り多くの投票(または「ポイント」)を提示することができます。こうした投票では、すべてを一つのアイデアに投票するか、複数のアイデア間で分けて投票することができます。チームがオプションに優先順位を付ける場合や、リスクの高いプロジェクトの方向性に合意する場合に、ドット投票を使用することができます。