クネビンフレームワークテンプレート
Miro のクネビンフレームワークテンプレートを活用して、現状に合わせた課題を見極めて、正しい意思決定を行いましょう。
クネビンフレームワークテンプレートとは?
「クネビン」とは、ウェールズ語で「生息地」という意味です。その意味の通り、課題がどの状況に存在しているのかということを整理することに活躍します。
クネビンワークフレームは秩序と緊急性の軸で作られた4象限の図です。4象限は明確(Obvious)、煩雑(Complicated)、複雑(Complex)、混沌(Chaotic)を表し、真ん中に無秩序を表す計5つの分類から成り立っています。各領域の意味は、「明確」の領域には、これまでに対応したことがある状況とそのベストプラクティスが含まれます。
「煩雑」の領域は、何が起こっているのか分かっていない状況に適用されますが、状況を分析し、やるべきことを見極めるのに必要なスキルは備わっている状態です。
「混沌」とした状況では、環境が不安定なので、素早く行動する必要があります。
「無秩序」の領域は、状況の本質を判断できない場合に分類されます。
こんな人におすすめ
クネビンフレームワークは、製品開発やマーケティング戦略、企業経営などあらゆるカテゴリにおいて、課題や意思決定を分類し適切な対応を見極める必要がある場面で活躍します。
さまざまな課題がどの領域に当てはまるものなのかを俯瞰して見ることができるため、対応の優先度が明確になり、チーム内で共通認識を取ることができます。
クネビンフレームワークテンプレートの使い方
1. 起こっている課題を書き出す
クネビンフレームワークで分類を行いたい課題たちを書き出します。
ここでは、プロジェクトチームや関係者を含めて、全ての課題を網羅できるよう書き出すことで、クネビンフレームワークがより機能します。
2. クネビンフレームワークに当てはめていく
各課題を5つの分類に当てはめていきましょう。
「明確」は課題の正解が明確であるものが当てはまるため比較的容易に分類されます。
「煩雑」には、最低でも一つの正解があり、明らかな因果関係が想定できるものが当てはまります。「複雑」は正解が何かがわからない状況です。
「混沌」は、正解を探すこと自体が無意味・無駄という状況で、因果関係を特定することが難しいと判断されるようなものが当てはまります。
「無秩序」はどれにも分類できない混乱した状況であったり、問題が発生していることにも気付けていない状況も含まれます。
3. 原因を追求し、最適な解決策を探る
クネビンフレームワークで分類した課題をもとに、それぞれにどのようなアプローチが最適かを考えます。
課題に対して闇雲に取り組み始めるのではなく、直面している状況を整理した上で、課題解決に進むことで適切な意思決定がしやすく、チーム間での共有もスムーズに行えます。
意思決定フレームワークが必要な理由を教えてください。
クネビンフレームワークのような意思決定フレームワークは、あらゆる課題に取り組むための効果的なスタート地点です。その課題が身近なものか、全く知らないものか、あるいは緊急のものであるかにかかわらず、意思決定のフレームワークがあれば、問題の焦点を定めることができます。表面的には単純で、標準的なアプローチが適用できるように見えるかもしれません。しかし、よく見てみると、すべてが見かけ通りではなく、追加情報が必要であることがわかるかもしれません。明白であろうと複雑であろうと、クネビンフレームワークを使うことで、よりよく考えられたものにアプローチを取ることができるのです。
リッカート尺度テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Decision Making, Product Management
製品、サービス、体験に対する人々のイメージなどの複雑で主観性の高いデータを測ることは、必ずしも簡単な作業ではありません。リッカート尺度はそのような作業において力を発揮します。この尺度では、既存または潜在的な顧客にステートメントや質問を尋ねて、数字や文による段階評価(例えば、「強く同意する」、「どちらともいえない」、「強く反対する」などの 5 段階評価)で回答します。リッカート尺度の目的は、顧客に具体的な質問をして、その答えを解釈が容易で実用的なユーザーインサイトに変えることです。
アクションプランテンプレート
活躍するシチュエーション:
教育, プロジェクト管理, プロジェクト計画
Miroのアクションプランテンプレートを活用して各プロジェクトごとのタスクやフローをひと目でわかるように管理し、確実に事業目標の達成に向かってプロジェクトを進行しましょう。アクションプランテンプレートを活かすことで、複数の事業やプロジェクトが常に同時進行していても行動計画の精度を高め、実現力を向上できます。
アイゼンハワーマトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Strategic Planning, Prioritization
膨大な To Do リストはありませんか?緊急性と重要性という 2 つの重要な要因に基づいて優先順位を付けます。これは、アメリカのドワイト・D・アイゼンハワー大統領に役立ちましたが、それはそのままユーザーにも役立ちます。この意思決定フレームワークでは、どこから手をつければいいのかや、その日の計画を立てる方法を把握するのに役立ちます。Miro のテンプレートを使用すれば、重要な 4 つの領域(実施する、予定する、任せる、実施しない)があるアイゼンハワーマトリクスを簡単に構築し、優先順位が変更されると、一日を通して再確認することができます。
ビジュアルストーリーマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
マッピング, デスクリサーチ, マーケティング
ビジュアルストーリーマップは、定型化されたタスクリストと考えられることがありますが、タスク管理以上の力を発揮するツールです。ビジュアルトーリーマップを使用すれば、プロダクト管理に必要な様々な情報を視覚化することができるようになります。そうすることで、プロジェクトの全体像を把握でき、成功への道筋のイメージをより強く持つことができます。ビジュアルストーリーマップテンプレートを認識合わせや、プロジェクトに関するすべての情報やリソースをボード1つだけで管理できるようにしましょう。
WBS テンプレート
活躍するシチュエーション:
ワークフロー, マッピング, プロジェクト管理
MiroのWBS(Work Breakdown Structure)テンプレートを活用して、プロジェクト管理や計画を立てましょう。WBSは必要なタスクやタイムラインをすべて洗い出すことで、スムーズにプロジェクトを進行することができます。Miro ではこのテンプレートが無料でご利用いただけます。
週間スケジュール用テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト計画, オペレーション
無料の週間スケジュール用テンプレートを活用して、1週間の計画を立てて情報を整理し、タスクの進捗状況を把握しましょう。