お客様事例インタビュー

本質的な価値を世の中に伝えたい。アユダンテの広告クリエイティブ創出の源泉とは?

公開日 2022年11月4日 最終更新日 2023年11月6日

本質的な価値を世の中に伝えたい。アユダンテの広告クリエイティブ創出の源泉とは?

長年サービスを展開していると、ターゲットであるユーザーに刺さる広告のクリエイティブ文言や訴求のポイントは似通ってきてしまうもの。商材の訴求ポイントをずらして変えていかないことには非連続的な成長は見込めなくなってしまいます。そんな課題に本質的なところから取り組むためにMiroが活用されているそうです。アユダンテ株式会社の寳洋平さんと粂野三佳さんに聞きました。

寳さんと粂野さんは、広告運用は「本質的な商品の価値を必要な人に届けることによって、お客様の事業の成長に伴走する仕事」だと言います。そのノウハウも伝えていきたいと、広告運用講座に利用したMiroボードも公開くださいました。記事の最後でご紹介します。

デジタルマーケティングのアユダンテ

― まず、アユダンテの事業概要とお二人の担当業務に関して聞かせてください。

寳: アユダンテはSEOを始めとしたデジタルマーケティングのコンサルティングや、ソフトウェア開発と運営事業に取り組む会社です。SEOコンサルティングや、Googleマーケティングプラットフォームのセールスパートナーをしていたり、運用型広告のコンサルティングなどを得意としています。

チーフデジタル広告コンサルタント 寳洋平(たからようへい)さん

粂野: 寳と私は「運用型広告コンサルティング」のチームです。

Google広告やYahoo!広告をはじめとする運用型広告を活用して、お客様のビジネス成長を支援することを目指しています。業種は問わずさまざまな企業様に対して、広告運用代行にとどまらないビジネス成長に一歩踏み込んだサービスを提供しています。

デジタル広告コンサルタント 粂野三佳(くめのみか)さん

― どのようなきっかけでMiroを知ったのでしょうか?

粂野: 当初は私がお客様にロジック的に色々と説明をしたいと思って、「マインドマップ」をパソコン画面上で作れるツールを探していたんです。検索すると、いくつかマインドマップが書けるツールが出てくるので、4つほどどれも試していくなかでMiroのテンプレートを見つけました。一番ビジュアルが好みで自由度が高いのが個人的に気に入ったポイントです。

マインドマップ以外にもさまざまなテンプレートが充実しているので、その後もカスタマージャーニーを作ったりしたのが、使い始めたきっかけでした。

Miroを使った運用型広告のクリエイティブ創出ワークショップ

― さらに本格的にMiroを使ってくださっていますが、その使い方についても聞かせてください。

粂野: Miroを取り入れたワークショップ型の講座を企画して実施しました。

これは寳と「お客様向けの運用型広告の講座」の企画を考えたとき、単なる座学の講座よりも、ワークショップ型で参加者自身にも共同作業をしてもらった方が理解が深まると思ったからです。

講座の内容は、「運用型広告のクリエイティブの引き出し」についてです。

お客様も広告運用担当者も、商品やサービスに対して「購入する人はこんなイメージ」といった顧客像を持っているものです。

例えば、洋菓子ならば「20代の女性が自身へのご褒美に」だったり、「父の日や母の日のプレゼントに」「帰省時にお土産に」といった訴求の仕方があります。ただ、これはニーズが明らかな顕在層に向けたものですよね。この勝ちパターンに沿ったクリエイティブを出稿し続けると、いつか頭打ちになる瞬間が必ず来ます。

そこで思考停止してしまわず、一度まっさらにして商品が持っている価値やアセット、機能を洗い出して、再構築してみるんです。付箋に一つ一つ書き出して、例えば「色の種類が多い」は「“機能的”な価値」、「持っているとオシャレに感じる」は「“情緒的”な価値」と分類していきます。

こういった内容は、頭の中にすべて入った状態だとなかなか構造的に人に伝えるのは難しいんです。

だからこそ、オンラインで初対面の人と作業をしてもらうには、言葉で理解を求めるよりも体感してもらう方が良いと考えました。講座では最終的に、この商品は“どんな人たち”に、“どんな価値を提供するのか”を問い直して、別のユーザ層と訴求を発見してもらい、まとめていきます。

Miro上のワークショップ形式でアイディアを出してまとめて行くのは楽で良いですね。以前はワークショップで書いてもらったポストイットは捨てる前にわざわざ一度手打ちでデジタル化したりしました(笑)。

※Miroでは「付箋キャプチャ」という機能で撮影して取り込むこともできる。

事業成長につながるのか

ワークショップで出した訴求のアイディアは、すぐにクリエイティブに落とし込んでABテストで広告配信してみれば結果は出ます。デジタルマーケティングは数値でデータが出てきますから、定量的に測ることができます。

でも、すべて定量的なコンバージョン数だけ見て訴求をしていたら、どの商品も同じ訴求をすることになる恐れがあります。「送料無料」や「お得」といった内容でないと売れなくなってしまうと、ビジネスとして広がっていきません。広告運用は、商品価値と顧客について常に仮説を持って臨み、事業の成長に役立ていく奥深い仕事です。

そのようなアプローチに強力に役立っているのがMiroです。

ログやメモをまとめて残して次の施策へ

例えば、デジタル広告運用で「やりたいこと」や「やるべきこと」をすべて案を出し、「数が取れた施策」や「リードは取れたけれど商談につながらなかった施策」なども明記しておきます。数が沢山取れたけれどコストが上がったとか、長い目で見た企業成長での議論ができると良いですよね。

その上で「なぜこの施策をやるべきなのか? どれぐらい見込めるのか?」といった議論もすべてMiroに残しておけると、次の施策への説明や合意形成もスムーズになると思っています。

分析する、引き出す、一緒に創る

― ほかの業務でMiroを使っていることはありますか?

寳: お客様の競合のサイトページを分解して「この要素があって、こんな動線になっている」という分析も行っていますね。それによって、お客様だからこそ気づけることや、改めて伝えたい魅力などをおっしゃっていただけることがあります。そうして理解を深めつつ、強みや価値がより伝わるワイヤーフレームをMiro上に作成してお客様と共有しています。

Excelだとシートがいくつにも渡って膨大になってしまいますが、Miroならばひとつの画面にGoogleアナリティクスで調べたランディングページ上位を並べて出し、入れ替えたりコメントを足していくことも簡単にできます。お客様にとっても私達にとっても、視覚的に確認して考えを巡らせる効率は飛躍的に違います。

粂野: 同様に、チームメンバーと参考になる広告のクリエイティブをMiroボードにストックすることにも使えます。私は自分の頭の中にあるもののストック用に、動画広告の絵コンテ作成のテンプレートや広告テストの結果をまとめるテンプレートを作成して使っています。

― 今後取り組んでいきたいことについてもお伺いさせてください。

寳: 今、運用型広告は新たな過渡期を迎えていると思います。サードパーティCookieの段階的な廃止、ファーストパーティデータの重要性が高まるなどに伴い、ご支援の仕方自体も変わってきています。サービスの成長につなげる広告の活用方法を自分たちも確立したいと思っています。

粂野: 加えて、AIなどによる自動化も進んでいるのでテクニックだけで成果を出すことが難しくなっています。管理画面で設定をどういじるかということよりも「どんな表現ならば響くのか」に私は興味があります。

寳: 変化する広告運用のなかでも、ユーザーの目に触れる広告クリエイティブは特に大事な要素ですよね。Miroを使ってさまざまな人を巻き込みながらアイデアを出し合ったり、認識を深めたりしながら、新たなユーザーに届いて心を動かせる広告を作っていけたらと考えています。

― ありがとうございました。

寳さんと粂野さんが広告運用講座のワークショップに利用したMiroボードのご紹介(題材商品はイヤホン)

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