VOC(お客様の声)テンプレート
Miroの VOC(お客様の声)テンプレートを活用して、自社の基準を設定し、カスタマーエクスペリエンスを向上させましょう。
VOC(お客様の声)テンプレートとは?
VOC(お客様の声)テンプレートは、顧客の製品やサービスに対する印象や気持ちを詳細に把握することに役立ちます。顧客の声をリサーチすることにより、購入者のペルソナやカスタマージャーニーマップを具現化することができます。
顧客リサーチは、売上やWebのトラフィックなどの数字に基づく評価に加えて、理想的な買い手の要求や気持ちを調べることが重要です。顧客の声を知ることは一時的なことではなく、中長期的にわたって繰り返し実行される取り組みであり、さらに現代は顧客とのタッチポイントも増え、データ分析が複雑になっているため、組織全体で対策を講じている企業が多く見られます。
こんな人におすすめ
VOC(お客様の声)テンプレートは、UX リサーチャーやマーケティングに関わる人などに活用していただけます。顧客ニーズの理解、マーケットフィットの確認やそれに応じた製品発売時期の調整、ブランドイメージの向上、長期にわたる顧客定着率の向上などを行いたい場合に、VOC(お客様の声)テンプレートを役立てることができます。
VOC(お客様の声)テンプレートの使い方
1. 顧客のフィードバックを収集する
顧客アンケート、製品レビュー、ウェブサイト分析を再検討し、製品やサービスについて顧客がどのような言葉や表現を使用しているのかを正確に把握します。また、フォームと連携することにより、Miro のオンラインホワイトボードに直接アンケート結果をインポートすることもでき、効率的にデータを集めることができます。
2. VOC(お客様の声)テンプレートに書き込みむ
付箋一枚につき、ひとつのインサイトまたはフィードバックを記入します。VOC(お客様の声)テンプレートは、「逐語記録(顧客コメント)」「顧客のニーズや課題」「顧客の要件」から構成されています。逐語記録は顧客が実際に使っている言葉で記入をしましょう。顧客のニーズや課題は一文で簡潔に記入し、顧客の要件には顧客の要望に応えるために必要なインサイトを一言に要約して記入します。
3. VOC(お客様の声)を分析する
VOC(お客様の声)をもとに、顧客プロフィールにインサイトとして結び付けることができるかどうかを考えます。逐語記録を活かして、言語や感情のパターンや傾向を特定することができるかどうかも確認しましょう。
イノベーションワークスペースである Miro では UX デザインツールや市場調査ツールを使って、いつでも VOC(お客様の声)を分析できます。
アカウント作成も無料なので、ぜひ Miro を利用してみてください。
VOC(お客様の声)とはそもそも何ですか?
VOC(顧客の声)は、顧客中心主義のフレームワークで、顧客のプロファイルや、ニーズ、期待するもの、認知度を把握し、顧客のために製品やサービスをどのように改善すればよいかを考える時に役に立つフレームワークです。
VOC(お客様の声)テンプレートは何に活かされますか?
VOC(お客様の声)テンプレートでは、顧客のフィードバックを数値化したり、その内容自体を検証し、重要度の高いインサイトを知ることができます。またそのインサイトをもとに、新しい戦略の設計や、商品開発の重要なデータとして使うこともできます。さらに、自社と競合との比較を行い、業界の動向やトレンドの把握としても役立ちます。
リバース手法テンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Brainstorming, Team Meetings
リバース手法は、解決策ではなく問題に焦点を当てる手法です。私たちは自然と問題について考える傾向があるので、プロジェクトで起こりうる問題をグループで予測する手法は有効なはずです。リバース手法を始めるには、問題を特定してから、悪化させる要因を洗い出します。そのような要因をチームで挙げてもらいます。問題から解決策を顧みて、そのアイデアを評価します。
プロダクトマーケットフィット(PMF)キャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケットリサーチ, 戦略プランニング, プロダクト管理
プロダクトマーケットフィット(PMF)テンプレートは、プロダクトチームが、製品デザインを提供して、顧客や市場のニーズを満たすのに役立ちます。このテンプレートでは、製品を 2 つの側面から見ていきます。1 つは、製品がユーザーのニーズにどう適合するか、そしてもう 1つは、完全にデザインされた製品が、市場の状況にどう適合するかを確認します。こうした指標を組み合わせることで、顧客が製品を使用し希望する方法から市場需要まで、製品を総合的に理解することができます。顧客と製品品質を並べて比較することで、ユーザーは、製品分野や重要な指標をより深く理解する必要があります。
優先順位マトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Strategic Planning, Prioritization
基本的な To Do リストよりもう少し機能が必要な場合、優先順位マトリクスを活用すると良いでしょう。優先順位マトリクステンプレートは、重要なタスクを判断するよう設計されているので、最も緊急性の高いニーズに集中して取り組むことができます。2x2 マトリクスでは、緊急性が高いあるいは低いタスクを完了させる必要があるかどうか、また重要度が高いまたは低いかどうかに基づいて、優先順位を入力します。これはプロジェクト管理と個人管理に同様に適用可能なので、優先順位マトリクステンプレートを活用して、ビジネスプロセスの改善、効率性の向上、障害の排除、運用上の無駄の削減を実施しましょう。
ミーティングファシリテーター用テンプレート
活躍するシチュエーション:
ミーティング, ワークショップ, プロジェクト計画
会議中にアイデアを出す場合、量と質が求められます。なぜ選択するのでしょうか?Miro のミーティングファシリテーター用テンプレートを使用して、多くの素晴らしいアイデアを生み出す可能性を最大限に活用しましょう。これにより、どんなアクティビティ(ミーティングや毎日の計画など)もシンプルで効率的な方法でデザインでき、リモートチームのメンバーが、会議の目的を確実に把握できるようになります。また、Atlassian の JIRA、Google ドライブ、Slack、Trello、DropBox、OneDrive などよく使うアプリやサービスに Miro を接続して、ミーティングファシリテーターの機能を提供することができます。
FMEA テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 戦略プランニング, ソフトウェア開発
ビジネスやチームの運営にリスクはつきものです。リスクを完全に排除することは不可能ですが、リスクを洗い出し、影響を軽減することで成功の確率を高めることは可能です。故障モード影響解析(FMEA)は、プロセス、製品、システムに内在するリスクや潜在的な問題を洗い出すことで、それらの制御を助ける強力な手法です。また、プロセスの初期段階で問題を発見することで、後半の変更による余計なコストや、最悪の場合、顧客とその体験に及ぼした影響に対応するためのコストの回避につながります。
フィッシュボーン図テンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, 図表作成, ワークフロー
問題の根本的な原因を明らかにすることは、チームが直面するあらゆる問題を解決する最善の方法です。Miro の特フィッシュボーン図を使用し、問題の根本的な原因を発見しましょう。別名、石川図としても知られる特性要因図は、潜在的な問題を視覚化し、分析、理解することに役立ちます。また、これらの問題の根本的原因を探るためのツールとしても特性要因図が活躍します。