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Microsoft Entra ID/Azure AD + miro連携 Part3 SCIM連携でアカウント管理

公開日 2023年11月17日 最終更新日 2023年12月11日

Microsoft Entra ID/Azure AD + miro連携 Part3 SCIM連携でアカウント管理

こんにちは!高木です。
大人の事情で作り直すことになった Microsoft Entra ID (旧Azure Active Directory) と miro の連携環境なわけですが、今回も作り直しの工程を思い出としてチュートリアル形式で動画化しています。前回まででSSOの構成までが終わり、Entra ID側でのSSOへのユーザー割り当てが不要になる設定までを組みこみました。
今回からはアカウント管理の自動化に入っていきましょう!
動画はこの記事の後半にリンクを入れてありますので気になる方は読み飛ばしちゃってください!


お献立

さーていよいよアカウント管理の自動化、SCIMプロビジョニングをやっていきます!
今回はEntra ID上のアカウントをmiro上に自動的に追加していく方法と、Entra ID上のグループをmiroのチームと同期させてユーザーを自動的にチームに割り当てていく方法までを詳しく解説していきます。

アカウント管理の自動化とは

アカウント管理は数十名で使っているぶんにはさほど気にならない運用項目なのではないかと思います。しかもmiroはEメールアドレスを使って招待を送ればアカウントが作られるわけですからアカウント管理は比較的楽なアプリケーションなのではないでしょうか。
ですが、ユーザー数が増えてきたらどうでしょう?期末や期初の入社や異動、退職もあったりもします。そのときのアカウント追加や削除って結構手間がかかりますよね。しかもmiroのチームが複数あって誰をどのチームに所属させて・・・とかもあるとより複雑になります。
多くのSaaSアプリケーションが対応しているSCIMプロビジョニングと呼ばれる仕組みを使って、アカウント管理をEntra IDにある程度任せてしまえばこのあたりの運用がだいぶ楽になるのではなかでしょうか?

今回構成するのはこちら

まず最初にSCIM連携を構成していきます。
連携ができたら右の図のようにEntra ID上のアカウントをmiroに自動的に追加するするところまでを構成していきます。

そしてEntra ID上のグループとmiroのチームを同期させて、チームにメンバーを追加していくところまでをやっていきます。

続きは動画で

ということで設定方法や詳細は動画を見ながら一緒にやったほうが簡単だと思いますので、動画を見ながら一緒にやってみましょう!
動画中で使用しているガイドはこちら(miroのガイドMicrosoftのガイド)になりますので併せてご覧ください。

こちらの記事で紹介している構成や手順は動画撮影時点での仕様や撮影に利用している環境の構成を前提とした動作となっております。お試しいただく際の環境や設定の実装時期の仕様および制限等により動作が異なる場合もございます。また出来る限り正確な情報を提供するように努めておりますが、Microsoftおよびmiroの公式ガイドと手順や構成内容と異なる場合には公式ガイド側の情報を優先するものといたします。

毎度最後まで読んでいただきありがとうございます!

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