機能検査テンプレート
取り組むべき機能と、取り除くべき機能を見極めましょう。
機能検査テンプレートについて
機能検査とは?
製品のロードマップの計画を策定する前に、立ち止まって自社製品の機能を振り返ることは非常に重要なことです。具体的には次の質問を自問してください。顧客は、製品の機能をすべて使っているだろうか?一般的な答えは「ノー」です。
顧客が使っていない機能を見つけたら、機能監査の出番です。機能監査では、利用が限定的な機能をどのように扱うかを選択することになります。機能監査には 4 つの選択肢があります。1 つ目は、製品からその機能を削除します。2 つ目は、その機能の存在を多くの人に伝え、利用率を上げます。3 つ目は、顧客がその機能を利用する頻度を上げるようにします。4 つ目は、その機能を改善します。
機能監査にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
機能監査は、機能の失敗を認め、製品から不要な機能を取り除く手助けをします。また、機能の利用率を高め(より多くの人に利用してもらう)、利用頻度を高め(より頻繁に利用してもらう)、意図的に製品を改善し、それを使う人の成果を定量的に改善します。
機能監査がもたらす学び
1. 製品の各機能を実際に利用している人数を把握できます。利用率(機能の利用者数)と利用頻度(機能の利用頻度)の 2 つの次元を使ってマッピングします。
2. 価値と品質の観点からすべてのコア機能を分析できます。調査やフォーカスグループを実施して、チームとのブレーンストーミングから始めましょう。
3. ステップ 1 で特定した機能を新しい象限に移動し、利用頻度や利用率の改善方法を検討します。
4. ここまでの結果を振り返り、マップからアクションプランを策定します。
Miro は機能監査の実行をどのようにサポートするのでしょうか?
Miro が予め用意した機能監査テンプレートを使えば、機能監査を素早く始めることができます。
このテンプレートの便利な機能によって、機能監査を迅速に進めることできます。
必要なすべてのドキュメントを 1 ケ所にまとめてアップロード / 保存することができます。
ボードへのリアルタイムアクセスを共有しながら、オンラインでチームとリサーチ、アイデア出し、コラボレーションを行います。
ビデオチャット、コメント、メンションを使って質問し、素早くフィードバックを得ることができます。
狩野モデルテンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, プロダクト管理, 優先順位付け
製品の成功は、その製品が提供する機能とお客様に与える満足度によって決まります。では、どの機能が最も重要なのでしょうか?狩野モデルがその判断を手助けします。狩野モデルは、ある機能がもたらす満足度と実装コストを比較して、全機能に優先順位を付けるシンプルで強力な手法です。このテンプレートを使えば、標準的な狩野モデル(2 軸(満足度と機能性)と、魅力、性能、無関心、当たり前という 4 つの値による象限)を作成できます。
アプリ開発キャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
Market Research, Product Management, User Experience
良質なアプリを構築するには、多くの人の参加や流動的な部分が必要だと気づいたことはありますか?プロジェクトマネージャーなら、気づいたことがあるはずです。幸いなことに、アプリ開発キャンバスがあれば、プロセス全体を見渡して最適化できるようになります。18 個のボックスが特徴で、それぞれのボックスがアプリ開発の重要な側面に焦点を当てており、全体像を把握できるようになります。そうすれば、プロセスを微調整し、開発過程で遭遇する可能性のある問題を先回りして考えることができます。その結果、プロセスがスムーズになり、より良質で安定した構造の製品が得られます。
ユーザーインタビュー用テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Product Management
ユーザーインタビューとは、リサーチャーがユーザーにトピックに関する質問をする UX リサーチの手法です。これにより、チームはユーザーデータを素早く簡単に収集し、ユーザーに関する詳細情報を把握することができます。一般的に、組織はユーザーインタビューを実施して背景データを収集し、テクノロジーの利用方法の理解、ユーザーの製品との関わり方のスナップショット作成、ユーザーの目標やモチベーションの理解、またユーザーのペインポイントの特定などに役立てます。このテンプレートを使用して、インタビュー中にメモを記録し、ペルソナの作成に必要なデータを収集します。
SIPOC テンプレート
活躍するシチュエーション:
Agile Methodology, Strategic Planning, Mapping
SIPOC ダイアグラムは、サプライヤーとインプット仕様、顧客とアウトプット仕様、それぞれの間に存在する潜在的なずれを特定することで、プロセスを高レベルでマップ化し、プロセス改善の努力範囲を定義することができます。SIPOC は、Suppliers / Sources(サプライヤー / ソース)、Input(インプット)、Process(プロセス)、Output(アウトプット)、Customers(顧客)の頭文字をとった略語です。SIPOC は、顧客、サプライヤー、プロセス間のフィードバックループとフィードバックフォワードループを洗い出し、原因と結果に基づいて思考するよう促します。このビジュアルツールを使って、プロセスを最初から最後まで文書化しましょう。
DevOps ロードマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
Documentation, Product Management, Software Development
DevOps チームは、常にコードを作成して、イテレーションし、ライブ状態で配信しています。このように継続的に開発を行っている中で、プロジェクトの進捗状況を常に把握するのは困難です。この DevOps ロードマップテンプレートを使用して、製品開発プロセスや組織の製品戦略の位置付けを詳細に確認しましょう。DevOps ロードマップでは、マイルストーンや関係性など、短期的に計画した開発および運用イニシアティブを共有します。このテンプレートは、製品、開発、IT 運用など、オーディエンスに分かりやすく、使いやすいフォーマットになっています。
2x2 優先順位付けマトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
優先順位付け, 戦略プランニング, オペレーション
境界を設定し、ToDo リストに優先順位付けし、次はどの機能や修正、アップグレードに取り組むかについて、決定してみませんか?2x2 優先順位付けマトリクスを使って好スタートを切りましょう。リーン優先順位付けアプローチに基づいたこのテンプレートがあれば、達成できそうなことや、成功のために絶対に分けて考えるべきこと(「あっても良い」だけのものに対して)を迅速かつ効率的に判断できる方法を得られます。難しそうに聞こえますね。ところが 2x2 優先順位付けマトリクスの作成は簡単なのです。