実例マッピングテンプレート
新しく追加された製品機能に関する認識共有を行いましょう。
実例マッピングテンプレートについて
実例マッピング(またはユーザーストーリーマッピング)は、プロダクトマネージャーやそのチームが、プロダクトバックログを素早く分解するのに役立ちます。実例マップは、複数部門間のチーム(プロダクトオーナー、テスター、開発者など)が、製品機能を追加または変更する必要がある理由について、理解や認識を共有するのに役立ちます。
チームリードは、まとまりのあるデジタル変換(またはタイムリーなアップグレード)に向けて戦略的な方向性を提供することができるので、チームはその関連する技術を備え、競争力を維持しています。
実例マッピングとは?
実例マッピングセッションでは、体系的で具体的なユーザーストーリーを作成できます。実例を一つ一つ明らかにすることは、顧客にとっての問題点を検討し、新機能を構築するための許容条件の判断に役立ちます。
実例マッピングツールで説明できる重要な要素をいくつか以下に示します。
実例をまとめた、またはユーザーストーリーの範囲について同意したルール
誰も理想的な結果を把握していない状況に関する質問や仮定
発見する、または最終的な範囲から除外する必要がある新しいストーリー
また実例マッピングでは、以下の通り色分けされたシステムを使用して、ユーザーストーリーの範囲を具体化します。
黄色の付箋は、「配信アドレスの変更」などのストーリーを定義するものです。
青色の付箋は、「ETA 更新」などのルールを定義するものです。
緑色の付箋は、「新しいアドレスは範囲外」など、実例を定義するものです。
赤色の付箋は、「お客様が送料無料エリア外に住んでいる場合はどうしますか?」などの質問をするものです。
この色分けされたシステムは、適切な方向に会話を誘導し、そのまま議論を滞りなく進めるのに役立ちます。白紙の実例マッピングテンプレートを使用すれば、該当する欄に素早く簡単に書き込み、会話を始めることができます。
実例マッピングの活用方法
実例マッピングは、チームがさまざまなシナリオでどのようなユーザー行動が受け入れられるのかを定義するのに役立つコラボレーションメソッドです。実例マッピングツールは、以下に対して複数部門間のチームの連携に役立つ便利な方法です。
お客様やチームに対する共感。ストーリーとルール間に不一致が見られる限り、新製品の機能が必要な理由、そして顧客が何に苦労しているのかについて全員が理解する必要があります。
業界や製品の共通理解。実例マッピングセッションの終了までに、チームは、何が問題かに関する共通の認識と評価を残す必要があります。
小さなものですが、影響力のある変更。チームとして広い視野で考え、小さく行動します。記録したユーザーストーリーは、いつごろ実際の機能に対応させることができますか?
ロジックに従うルールや実例。特定のルールやシナリオでは、ユーザーストーリーをすべてバックアップする必要があります。
実例マップの作成
自分の実例マップを作成するのは簡単です。Miro のホワイトボードツールは、その作成や共有に最適なキャンバスです。まず実例マッピングテンプレートを選択することから始めましょう。その後、以下の手順に従って作成します。
問題を理解します。プロダクトオーナーに黄色の付箋でユーザーの問題を定義し、その後、これが製品機能の変更のニーズにどうつながるかについて説明するよう依頼します。これにより、チームが問題をより深く理解することができます。
補足質問をして、問題を解決します。「...な場合はどうしますか?」から始める赤色の付箋で、チームの質問をすべて集めます。これらの質問は、ユーザーストーリー(黄色の付箋)で役立ちます。
ルールを確認します。赤色の付箋に書かれた質問に答えて、ルールを確認します。各ルールは、新製品の機能の合格基準です。すべての新しいルールが、それ自体で有効なことを確認します。別のルールと混同しない、または類似していないことが理想的です。
関連する実例で状況を説明します。緑色の付箋は、興味深いケースや実例を記録し、収集するところです。議論を進め、実例のルールの境界に到達したか確認し、また、ルールが成立しなかった場合に何が起こるかについて検討することで、チームの重要な思考スキルを活用します。
成果、影響、成功指標を特定します。新製品の機能で何を達成したいですか、またそれはビジネス目標にどう貢献しますか?提案した機能の成功をどのように把握し、検証するか、またどのような行動を探し、測定するかを検討します。
ストーリーをアクションアイテムに変えます。こうしたストーリーは、新機能や新製品の開発計画に変えることができます。また、お客様にとって有益なものになるよう必要最小限の機能のベースを形成することもできます。
実例マッピング手法とはどういったものですか?
実例マッピングは、共同作業プロセスです。理想的には、チームを集め、実例マッピングの範囲や、話し合うべき質問や前提条件について合意する必要があります。 こうした合意が明確になれば、実例マッピングテンプレートを使用して、グループで色分けされた付箋やワークショップに記入することができます。
このテンプレートで作業を開始する
戦略的計画テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト計画, リーダーシップ, 戦略プランニング
目標を策定し、その達成に必要なステップを把握する必要に迫られたら、戦略的計画テンプレートを活用しましょう。戦略的計画テンプレートは、作業プロセスを通じて、現状を評価し、将来の目標を策定して、それらを実現するための計画の策定をサポートします。一般に戦略では何かを行うために目標や理由を考慮しますが、計画では目標の達成に必要な具体的なステップを考慮します。しかし、戦略的計画では、この 2 つを同時に考慮します。
UML 図テンプレート
活躍するシチュエーション:
Diagrams, Software Development
UML は元々、UML は元々、ソフトウェア工学でモデリング言語として使われていたため、アプリケーション構造やソフトウェアの文書化によく使われるツールです。UML は、「Unified Modeling Language(統一モデリング言語)」の略称で、ビジネスプロセスや、ワークフローのモデリングにも使用することができます。フローチャートと同様に、UML 図は、段階的なプロセスをマッピングすることができます。これにより、チームはシステムとタスク間の関係を簡単に表示することができます。UML ダイアグラムは、新入社員が状況を素早く把握し、文書作成、職場やチームの管理、プロジェクトの合理化に役立つ効果的なツールです。
666 ロードマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
ロードマップ, プロダクト管理, 戦略プランニング
多くの企業、特にスタートアップにとって、将来の計画を立てるときには 2 つの視点を念頭に置くことが重要です。「計画」は近い将来に達成したいことをクロースアップしたものですが、「ビジョン」は長期的に達成したいと考えることを俯瞰して見たものを表します。666ロードマップは、今後について計画する際に、次の 6 年、6 カ月、6 週間で区切って考えることを促します。このロードマップを活用して、作り上げたいものについて考え、来る四半期の具体的な計画に焦点を当てましょう。
クラウドへ移行プロセスフローチャートテンプレート
活躍するシチュエーション:
フローチャート
Miro のクラウドへ移行プロセスフローチャートテンプレートを使って、クラウド移行プロセスを管理しやすいステップに図解しましょう。
カンバン フレームワーク テンプレート
活躍するシチュエーション:
カンバンボード, アジャイル手法, アジャイル ワークフロー
プロセスの最適化、フローの改善、顧客に提供する価値の向上が、カンバン方式によって実現できます。カンバンは、一連のリーンの考え方と実践(1950年代にトヨタ自動車の社員によって考案)に基づいており、無駄を省き、その他の多くの問題に対処し、問題を協力して解決することができます。シンプルなカンバンテンプレートを使って、すべての作業の進捗状況を綿密に監視すると同時に、自分自身や複数部門の同僚に作業を提示し、ソフトウェアの舞台裏を見える化することができます。