UML図作成ツール

UMLは、システム開発者やソフトウェアエンジニア、データエンジニアが活用するモデリング手法・言語であり、UMLを使うことで 技術的な知識がない人にもシステムの構造や仕組みを適切に伝えられるようになります。また、UMLを使って図を作成することで、 図のビジュアルを通してシステムの全体像や詳細を一目で把握できるため、問題点の特定にも役立ちます。

UMLには「クラス図」「ステートマシン図」「アクティビティ図」「ユースケース図」「シーケンス図」「コミュニケーション図」「オブジェクト図」 「配置図」「パッケージ図」の9種類の図があります。Miro のUML図作成ツールでは、これらのすべての図を専用のUMLシェイプパックを 使用して作成できます。

UML図を作成するためのツールが多数存在しますが、Miro では、高度なUML図の作成や、構築、保存を無限に広がるホワイトボードで行うことができ、 ボードも簡単に共有することが可能です。リアルタイムや時差での作業に関係なく、チームで一緒に作業を行うことにより、複雑なワークフローの回避や システムの改善のための作図を Miro では行うことができます。

まず初めに、どのUML図が現在の課題に合ったものなのか、それをどのような目的に使用するのか考察しましょう。考察した後は、 一から、または Miro の既成テンプレートを使用して、すぐにUML図の作成に取り掛かりましょう。Miro には14種類のUML図が存在し、 行動図と構造図の2つのカテゴリーに分けられています。 使用するUML図の種類に関係なく、作図に必要な情報を全てボードに追加し、ボード内のライブラリからUMLシェイプパックを選択して作業を 開始しましょう。その次は、情報どうしを線や矢印で関連付けましょう。情報を関連付けた後は、構成要素の関係性をテキストなどでラベル化し、 各要素も色ごとに類別しましょう。