entity-relationship-diagram-web

ER 図(実体関連図)テンプレート

ER 図(実体関連図)テンプレートをデータベース設計の効率化に活用しましょう。システム内の要素の相互関係や構造を ER 図を使って事前に計画することで、設計作業をよりスムーズに進めることができるようになります。

ER 図(実体関連図)テンプレートについて

複雑なシステムの全体像を把握することは簡単なことではありません。特にシステム設計やエンジニアリングの知識が無い人に説明する必要がある場合はなおさらです。

そこで視覚的な資料や共通言語として役立つのが Miro の ER 図(実体関連図)テンプレートです。

ER図はシステム内のエンティティ(人、オブジェクト、コンセプトなど)が互いにどのように関連しているかを表現するための図形です。これは、データベース設計をより簡単に視覚化するための論理モデルです。

Miro の作図ツールではスマートダイアグラム機能Mermaid アプリを使用して簡単に ER 図を作成することができます。

さっそくこのページで ER 図テンプレートについてやその使い方について学びましょう!

ER 図(実体関連図)とは?

ER図(実体関連図)とは、チームがシステム内のアクター間の関係を描くことができる構造図のことです。このタイプの図は、データベースや情報システムデザインで使用されます。ER図 は通常、さまざまな役割(開発者とプロダクトマネージャーの関係など)、具体的な事業目標(製品やサービスなど)、目に見えない事業目標(バックログなど)間の関係などを視覚化するのに使用されます。このようなパワフルなツールがチームに役立つ利用方法については、リンクから詳細をご覧ください。

ER 図(実体関連図)テンプレートを使用するメリット

ER図テンプレートを使用すれば、相互に関わるエンティティがシステム内でどうつながり、重なり合うのかを視覚化することができます。このパワフルなツールは、分かりやすく、簡単に使えるので、新しいチームメンバーとベテランのチームメンバー両方にコラボレーションするメリットがあります。

以下でER 図テンプレートを使用するメリットについて見ていきましょう。

  • ER 図作成にかかる時間を短縮

  • システム内の改善点の洗い出し

  • Mermaid アプリにコードを入力するだけで図が完成

  • 他のメンバーとリンクやメールアドレスを通して簡単に情報共有

  • いつでもオンラインで図を編集可能

ER図テンプレートが役立つシチュエーション

1. チームメンバーのオンボーディング

ER図 は、システムやエンティティ間の関係についてチームメンバーを教育するのに最適なパワフルなツールです。

2. 新入社員の研修

ER図 は非常に分かりやすい構造を持っているので、新入社員の研修において、チームやプロジェクトのプロセスに関する情報共有に活躍します。

3. 変更前のドキュメンテーションの作成

プロセスの変更準備をする際に、既存のプロセスを記録するのに役立ちます。これを実行することで、以前のプロセスに戻る、または現在のプロセスのイテレーションを行なう必要がある場合、必要な措置をすべて確実に実施することができます。

ER 図(実体関連図)の使い方

Miro では ER 図作成ツールのテンプレートを使用して、ER 図(実体関連図)を作成するのは簡単です。ER 図(実体関連図)テンプレートを選択して、以下の手順に従うだけです。

ステップ 1:

システム内のすべてのエンティティを特定します。図に一度だけエンティティを表示する必要があります。すべてのエンティティに対して長方形を作成し、適切に名前を付けましょう。

ステップ 2:

エンティティに分かりやすい名前を追加することで、把握しやすくなります。

ステップ 3:

エンティティ間の関係を特定します。線や矢印で関連付けましょう。

ER 図テンプレートは、必要に応じていつでもカスタマイズできます。例えば、図形の追加、色の変更、付箋の作成、矢印の追加などを行うことができます。次に、ドキュメントや画像を追加して、テンプレートを明確にし、質を向上させましょう。チームメンバーを招待し、ER 図テンプレートを使ってコラボレーションしましょう。変更があれば、自動的に保存されます。

Miro ではER 図テンプレートの他にも多数のダイアグラム(図形)の例をご利用いただくことができます。スマートダイアグラム機能やテンプレート、その他の作図ツールを使用して図形を Miro で作成しましょう。

ER 図テンプレートよくある質問

Miro の ER 図テンプレートは無料ですか?

Miro ではテンプレートを使用して ER 図を無料で作成することができます。無料アカウント(Free プラン)作成の際にクレジットカードの登録も必要ありません。ER 図テンプレートをソフトウェア開発やシステムの見える化に活用しましょう。

ER 図の「エンティティ」とは何のことを指しますか?

「エンティティ」は ER 図において「ヒト」や「モノ」、「コンセプト」を指します。この図の中に存在するエンティティは互いに作用し合っており、接続し合うエンティティがどのように作用し合うのか ER 図で表現することができます。Miro の ER 図テンプレートにはこの関係を表現するためのすべての要素がはじめからそろっているため、すぐに ER 図作成を開始することができます。

ER 図の書き方を教えてください。

まず、システム内のすべてのエンティティを洗い出し、ラベル付けを行いましょう。Miro の ER 図テンプレートを使用すれば、効率的にこの作業を進めることができます。また、作成したテンプレートは自動でボード上に保存されるため、いつでも必要な時に編集や他のユーザーと共有することができます。

関連テンプレート
Kanban Thumbnail
プレビュー

カンバン フレームワーク テンプレート

活躍するシチュエーション:

カンバンボード, アジャイル手法, アジャイル ワークフロー

プロセスの最適化、フローの改善、顧客に提供する価値の向上が、カンバン方式によって実現できます。カンバンは、一連のリーンの考え方と実践(1950年代にトヨタ自動車の社員によって考案)に基づいており、無駄を省き、その他の多くの問題に対処し、問題を協力して解決することができます。シンプルなカンバンテンプレートを使って、すべての作業の進捗状況を綿密に監視すると同時に、自分自身や複数部門の同僚に作業を提示し、ソフトウェアの舞台裏を見える化することができます。

カンバン フレームワーク テンプレート
Card-Sorting-thumb-web
プレビュー

カード分類テンプレート

活躍するシチュエーション:

Desk Research, UX Design, Brainstorming

カード分類は、デザインチームが通常使用するブレインストーミング手法ですが、どんなブレーンストーミングやチームにも適用可能です。この手法は、より効率的で創造的なブレインストーミングを促進するように設計されています。カード分類では、チームは、コンテンツ、オブジェクト、アイデアからグループを作成します。まず、ブレインストーミングのトピックに関連する情報が記載されたカードをラベル付けします。グループや個人として作業を行い、自分が分かるような方法でカードを分類し、短い説明を記載して各グループのラベル付けを行います。カード分類を使用することで、予想外ですが、有意義なアイデア間のつながりを形成することができます。

カード分類テンプレート
SMART Goals Thumbnail
プレビュー

SMART 目標テンプレート

活躍するシチュエーション:

優先順位付け, 戦略プランニング, プロジェクト管理

目標を設定することは、励みにもなりますが、圧倒されてしまうこともあります。目標達成に必要なすべてのステップを想定することは困難なため、大きすぎる目標を設定したり、達成が不可能な目標を設定してしまうことがあります。SMART は、成功に必要な目標を設定するためのフレームワークです。SMART は、Specific(具体性)、Measurable(測定可能性)、Attainable(達成可能性)、Relevant(妥当性)、Timely(時間制約性)の略です。これらの要素を念頭に置くことで、達成可能で明確な目標を確実に設定することができます。SMART モデルは、目標を設定するときにいつでも利用できます。また、目標の見直しや改善にも SMART を利用することできます。

SMART 目標テンプレート
Venn Diagram Thumbnail
プレビュー

ベン図テンプレート

活躍するシチュエーション:

教育, 図表作成, ブレインストーミング

ベン図はビジネス会議やプレゼンテーションで使用される人気の図表です。ベン図は、データや集合項目間の関係を視覚的に表現するためのツールでありブレーンストーミングや、会議、プレゼンテーションで非常に活躍します。ある概念を含む円を描き、その上に別の概念を含む円を重ねることで、円が重なった部分からそのコンセプト同士の類似性を見つけることができるようになります。重なっている部分には、共通点を、重なっていない部分には、相違点を記入しベン図を作成しましょう。

ベン図テンプレート
assumption-grid-thumbnail
プレビュー

仮定グリッドテンプレート

活躍するシチュエーション:

Leadership, Decision Making, Strategic Planning

未来を予測するのは非常に難しいことです。しかし、ビジネス界の先行きはどうでしょうか?とりわけ不明瞭で、何が起こってもおかしくない状況にあります。仮定グリッドは、そのような未知の領域に足を踏み入れ、自信を持って意思決定を下すのに役立ちます。仮定グリッドを使えば、ビジネスアイデアを確実性やリスクごとに整理することができます。その上で、チームはアイデアについて検討し、決断を下すことや優先順位付け、リスクの軽減、不確実性の克服などが可能になります。そのため、仮定グリッドは、チームが時折直面する「意思決定が不可能になる状態」を切り抜けるためのパワフルなツールなのです。

仮定グリッドテンプレート
lotus-diagram-thumb-web
プレビュー

ロータス図テンプレート

活躍するシチュエーション:

図表作成, アイデア出し, UX デザイン

クリエイティブ思考な人でも、新鮮に物事を捉え、斬新なアイデア生み出すために、手助けを必要とすることがあります。ロータス図は新しいインスピレーションを与え、よりスムーズで効果的なブレインストーミングが行えるようになります。クリエイティブ思考をサポートするこの手法は、メインアイデアを図の中心に置き、その周囲に補助的なアイデアの箱を置いてアイデアを探っていきます。このテンプレートなら、ブレインストーミング用のロータス図を簡単に作成することができます。また、無限のアイデアを展開できる無限大のキャンバスを提供します。

ロータス図テンプレート