フィボナッチスケールテンプレート
作業スプリント中にタスクのポイントを推定し、割り当てできます。
フィボナッチスケールテンプレートについて
フィボナッチスケールとは?
フィボナッチシーケンスの数値は指数関数的に増加します。だからこそ、アジャイルチームはフィボナッチスケールをビジネスに活用しているのです。チームを管理する場合、タスクの完了までに要する時間を見積もることが重要です。より複雑なタスクにはより大きなポイントが、より小さなタスクにはより小さなポイントを付与します。チームの管理者は、ポイントに応じてタスクを見直し、優先順位を付けることができます。このポイントにフィボナッチスケールを使用します。
フィボナッチスケールにはどのような意味があるのでしょうか?
フィボナッチスケールは、フィボナッチシーケンスに基づいています。この数列では、どの項も、その前の 2 つの項の和となります。このポイントは、スクラムのコンテキストにおいて、タスク完了に要する複雑度と難易度を表しています。例えば、「0」のタスクは非常にシンプルですぐに完了し、「1」のタスクはそれよりもやや複雑で時間がかかる、といった具合です。通常、スクラムは 1 週間ほどのスプリントで行われるため、「21」をタスクに割り当てることはほとんどありません。
フィボナッチスケールのメリット
フィボナッチスケールには様々なメリットがあります。その 1 つに、フィボナッチスケールが指数関数であるという点があります。短いタスクの完了に要する時間を見積もることは、長いタスクのそれよりもはるかに容易です。指数関数を使ったスケールなら、タスクが長くなることで増大していく不確実性を反映することができます。スケールが大きくなるにつれて、ポイントはより速く大きくなります。
この変化を受けて、フィボナッチスケールのチームに対する選択の強制力も高まります。例えば、複雑なタスクの時間を見積もる質問の回答は、「8、13、21」となり、それらの中間の値で答えることはできません。これは、直感的な決断を要する仕組みであり、議論を減らし、決断を明確に下すことができます。
まとめると、フィボナッチスケールは、プロジェクトの作業を均一に配分する強力な手法で、より正確に作業量と時間を見積もることができます。チームがこの手法を継続して使用すれば、見積もりの精度が上がり、各スプリントでのオーバーコミットを避けることができます。
帆船テンプレート
活躍するシチュエーション:
Agile Methodology, Meetings, Retrospectives
帆船のふりかえりを使えば、チームはあまりプレッシャーを感じることなく、プロジェクトへの対応をふりかえることができます。リスク(岩礁)、遅延(投錨)、チームによる支援(追い風)、目標(目的地)を定義することで、次のスプリントに向けて、うまくいっていること、改善すべきことを整理することができます。帆船の運行に例えてチームの動的な側面にアプローチすることで、遅延要因や目標達成を後押しする要因が明確になり、目的地のイメージが共有できるようになります。
インフルエンス・ダイアグラムテンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Decision Making, Diagrams
このインフルセンス・ダイアグラムのテンプレートで、あらゆるビジネス上の意思決定の全体像を把握しましょう。決定が必要な要素を定義し、その決定に影響を与えうるすべての要素をブレインストーミングします。これらの要素に関連性を持たせることで、各要素に適切な重み付けを持たせた意思決定を下すことができます。
機能計画テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Agile Methodology, Product Management
機能は製品やサービスを改善しますが、新機能を追加することは簡単でありません。新機能の追加には、アイデア、設計、改良、構築、テスト、立ち上げ、宣伝などの多くのステップと関係者の協力が必要です。機能計画テンプレートを使用すれば、円滑かつ堅実な工程を作成できます。これにより、必要な時間やリソースを削減して機能の追加を成功に導くことができます。機能計画テンプレートは、製品、エンジニア、マーケティング、セールスなど、製品の新機能追加に携わるすべてのチームメンバーにとって賢い出発点になります。
なぜなぜ分析テンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, デザイン思考, ダイアグラム作成
Miroのなぜなぜ分析テンプレートを活用して、問題や課題の根本的な原因を分析し、理解できるよう分解してみましょう。発生している問題を深く理解することで、クリエイティブな解決策や戦略を策定することができるようになります。
短時間のふりかえりテンプレート
活躍するシチュエーション:
教育, ふりかえり, 会議
ふりかえりテンプレートは、インサイトにあふれた会議、作業の把握、効率的なイテレーションを可能にします。「ふりかえり(レトロスペクティブ)」という言葉は、一般的な「デブリーフィング」や「反省会」よりも表現が中立的なため、最近はより広く使われています。チームによっては、これらの会議を「スプリントのふりかえり」または「イテレーションのふりかえり」、「アジャイルのふりかえり」または「イテレーションのふりかえり」と呼んでいます。スクラムチームにいる、アジャイル手法を使用している、特定のふりかえり手法(喜・怒・哀によるふりかえりなど)を使用している、そのいずれの場合でも、ふりかえりの目標は共通しています。すなわち、うまくいったことや問題の根本的な原因を把握し、次の反復に活かすことが目標です。
UX リサーチ計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケットリサーチ, デスクリサーチ, ユーザーエクスペリエンス
リサーチ計画とは、関係者がユーザーエクスペリエンスのリサーチプロジェクトについて理解する必要がある基本的な情報(誰が、何を、なぜ、何時)を伝えるものです。この計画では、全員が認識を合わせ、UX リサーチプロジェクトを成功させるために何をすべきかを把握する必要があります。このリサーチ計画を使用して、目標、リサーチ方法、プロジェクトの範囲、参加者のプロフィールなど、プロジェクトの背景情報を伝えることができます。UX リサーチ計画を使用すれば、関係者と効率的に認識合わせができ、進捗状況を把握して、成功へ導くこともできます。