3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレート
過去の体験について学び、客観的に振り返りを行いましょう。
3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレート
3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレートの使い方
3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレートを使用して、自分やグループの振り返りを行うことができます。まず特定のイベントや状況を思い出してみましょう。各フェーズにおいて、参加者が考えや体験を振り返ることができるよう誘導する質問をします。この振り返りをグループで実施する場合、参加者の反応を簡単に追跡できるよう、各参加者に異なる色の付箋を指定することができます。全員が同じ場所にいない場合は、ビデオチャットを使用して、各フェーズ終了時に確認することができます。
3 つの何(出来事・学び・行動)フレームワークを使用するメリット
3 つの何(出来事・学び・行動)フレームワークを他の人と一緒に使用すると、理解している情報のギャップを発見し、他の人の視点から学ぶことができます。スクラムワークフローに従っているチームの場合、スプリントの見直しや振り返りで、特にこの方法が便利だと気付きますが、このアプローチは、振り返りを促したい場合、ほとんどどんな状況にも適用することができます。
3 つの何(出来事・学び・行動)質問の例
「出来事」について答えるには、体験を詳細に説明する以下のような質問をすることができます。
何が起こりましたか?
気づいたことは何ですか?
どんな役割を果たしましたか?
予想していたことは何ですか?
体験したことのなかで難しかったことは何ですか?
体験したことのなかでワクワクしたことは何ですか?
驚いたことは何ですか?
何を学びましたか?
「学び」について答えるには、その体験が重要だった理由を詳細に説明するような以下の質問をすることができます。
この体験をした今、どんな質問をしますか?
このイベントによってどのような影響を受けましたか?
この体験によってどう感じましたか?
この体験から、どのような結論を導き出すことができますか?
自分について学んだことは何ですか?
その他のことで何を学びましたか?
「行動」について答えるために、この経験を経た今、今後実行する予定の行動について説明するような以下のいずれかの質問をすることができます。
この体験から学んだことを今後どう適用していきますか?
この体験について何を学びたいですか?
この体験中に生じた課題に対応するために、何をする必要がありますか?
この体験は今後のキャリアにどう役立ちますか?
この体験は、今後、コミュニティをどう変えていきますか?
この種の体験に引き続きどのように関わることができますか?
リバース手法テンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Brainstorming, Team Meetings
リバース手法は、解決策ではなく問題に焦点を当てる手法です。私たちは自然と問題について考える傾向があるので、プロジェクトで起こりうる問題をグループで予測する手法は有効なはずです。リバース手法を始めるには、問題を特定してから、悪化させる要因を洗い出します。そのような要因をチームで挙げてもらいます。問題から解決策を顧みて、そのアイデアを評価します。
プロダクトキャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, UX デザイン
プロダクトキャンバスは、製品がどんなもので、戦略的にどのように位置付けられるかを伝える、簡潔でコンテンツが豊富なツールです。プロジェクトキャンバスは、アジャイルと UX を組み合わせることで、ペルソナ、ストーリーボード、シナリオ、デザインスケッチ、その他の UX 成果物でユーザーストーリを補います。プロダクトキャンバスは、プロダクトマネージャーがプロトタイプを定義するのに役立つので、便利です。プロダクトキャンバスの作成は、見込み客、解決する必要がある問題、基本的な製品機能、検討する価値がある高度な機能、競争優位性、製品から得られる顧客の潜在的な利益を判断する上で重要な最初のステップです。
クネビンフレームワークテンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, 意思決定, 優先順位付け
企業は、多岐にわたる複雑な課題に直面します。時には、こうした課題があると、意思決定者がどこから始めればよいか、どのような質問をすればよいか判断に迷うことになります。クネビンフレームワークは、1999 年に IBM のデイブ・スノーデンが開発したもので、その課題を見極め、適切な対応を見出すのに役立ちます。多くの組織は、このパワフルで柔軟なフレームワークを使用して、製品開発、マーケティング計画、組織戦略時、または危機に直面した場合に役立てます。またこのテンプレートは、そのようなイベントにどう対応するかについて新規採用者に研修を行うのにも最適です。
リサーチデザインテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン思考, デスクリサーチ, UX デザイン
デザインリサーチマップは、リサーチ方法において考え方とアプローチという 2 つの重要な共通部分の関係を示すグリッドフレームワークです。デザインリサーチマップでは、チームやクライアントに、生成的なデザイン思考を使用して新しいビジネス戦略を立てるよう促します。このフレームワークは元々、学者のリズ・サンダース氏によってデザインされ、リサーチとデザイン手法間の混乱や重複の問題を解決することを目的としています。チームが問題解決モードまたは問題空間定義モードのどちらであっても、リサーチデザインテンプレートを使用すれば、多くの無関係な業務における共同価値を検討するのに役立ちます。
PESTLE 分析用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アイデア出し, 戦略プランニング, 経営管理
会社のセキュリティや業績を着実に維持したいと考えていますか?まず、外部の要素や要因、特に政治的、経済的、社会的、技術的、法的、環境的要因の影響をどの程度受けるのか把握する必要があります。PESTLE 分析は、こうした要因を特定し、備えるのに役立ちます。このテンプレートを使用して、PESTLE 分析を行い、その結果を用いて、戦略的な計画、予算配分、マーケティング、製品の最新情報、組織変更イニシアチブを具現化することができます。
プロジェクト提案テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, ドキュメンテーション, プロジェクト計画
どんなプロジェクトであっても、プロジェクト提案テンプレートは、プロジェクトの背景、目標、範囲を明確にし、関係者の賛同を得るのに重要なステップです。プロジェクト提案書では、達成したいこと、目標、目標を達成する方法について概要を説明します。通常、プロジェクト提案書では、プロジェクトの背景をある程度読み手に提供し、それが重要な理由を説明して、プロジェクトの完了に必要なアクションのリストを作成します。プロジェクトの提案書には、さまざまな用途があります。多くの場合、企業は、プロジェクト提案書を使用して、資金提供者や社外関係者から社外の賛同を得ることができます。しかし、大抵の会社は、社内の賛同を得るためにもプロジェクト提案書を作成します。